2003-08-02 愛人体質な彼女、健在。
2003-07-13 人は死ねない
2003-05-10 少し待ってみることの大切さ
2003-04-22 今日も思い出してみました
2003-04-20 今日、思い出した幸せ
2003-04-16 今日、思い出してみた幸せをいくつか
2003-03-27 活性化
2003-02-27 いい女には、なりきれない
2003-02-22 Rose Pinkの午後
2003-02-14 なぜ涙が出るんだろう

久しぶりに彼女に会った。

相変わらずのいい女っぷり。彼女のは、とても変わった魅力。雰囲気美人とでもいおうか。

私の近況をあれこれ話し、自分の経験もいろいろと聞かせてくれて、励ましてくれた。ビジネスは無理しない程度に順調のようで、最近ビデオの仕事もやっているのよ、出演してくれない？ なんていう交渉もあり、あらいいわよ、と軽く答えてしまった。

ビデオといっても、おかしな類のもではなく、インストラクター系。年配の人向けのビデオだから、キャピキャピはダメらしい。

マンションを借りてくれている彼、一部上場企業の社長の彼、そして宝石屋さんの彼、と3人の彼と、自分の事業、多くのものを手にしていると思うけれど、誰か紹介してくれと言われてしまった。

普通の恋がしたいんだそうだ。子供がないまま離婚してしまった彼女は、今独身。自由な恋が楽しめる。でも、結婚はもうこりごり。子供は欲しい。のだそう。

私の方は、といえば、ホンダ先生がやっぱり勘違い方向に走り出しそうになったので、きっぱりと終止符を打つメールを出し、それはそれは誠意をもった長いメールだったけれど、つらいとかなんとかいう半端な返事が返ってきただけで、私の誠意のあるメールは放置されたらしい。結局、その程度の人なのね。
でも、そういうしがらみはどうでもよくて、今、私にはなかなか会えないけれど、とても心の通じている彼がいるので、精神的には満たされている。一過性の恋ではなく、きっと生涯を通じて大事な人になると思ってる。

つっこみ 先頭 表紙

ものすごく辛いことや、いやなことがあって、もう死んでしまいたいと思うことはしょっちゅうだけど、じゃ、本当に死ねるかというと、死ねないのが悔しい。そんなに生に執着しているわけでもない、と思ってたのに、「死ぬ」ことは意外に難しい。

うつ病などで自殺する、ということがあるけれど、自殺できる、というのはやっぱり病気の１つなのかもしれない。死ねない、ということはまだ正常ということか？


生へ執着するために、しがらみはたくさんあったほうがいい。
家族とか、恋人とか、親とか子供とか、友人とか、仲間とか、なんでもいいから自分が死んだら迷惑がかかるような周囲とのつながりを一杯持っているといいと思う。

ほんの些細なこと、明日、あの人に借りた本を返さなきゃとか、子供の保護者会だわとか、そういうことでも、十分に生へ踏みとどまれる。

そうまでして生きていて、価値があるのか？という疑問については、自分にとってではなく、周囲の誰かにとって価値があることかもしれない、と思うことにしている。

ただ、自己否定＝私は不要な人間だ、人に迷惑をかけるだけだ、となってくると少しつらい。そういう気持ちとは無縁であったはずの私は、このところ一定のサイクルで自己否定するようになってしまった。もちろん、それで死んでしまうまでには至らないけれど、あまりにあちこちから、いろいろなマイナスの出来事が襲い掛かってくると、持ち前のプラス思考も歯が立たない。

もちろん、死んだりなんかしないけど。

つっこみ 先頭 表紙

誰かのちょっとした一言が地雷になることがある。
メールもしかり。

そのときは、決定的な一撃で、相手に刺し込みたい気分になるけれど
最近の私は、そこで少し待ってみることにしている。

一晩、1週間、それ以上。
少し待ってみると、少し寛大な気分になれる。
そうして、切り離そうと思った糸の端をかろうじて指先でつまんで手繰り寄せたりして、、、

大人になってきたのかな。

つっこみ 先頭 表紙

春の風が好きです。風が運んでくる香りが好きです。
風の香りで、また少しだけ幸せの種を思い出しました。

１２．昨日見た夢

彼に抱かれて朝を迎えた夢を見ました。ただ、優しい腕に抱かれて静かに目を覚ました、それだけの夢なのに、心穏やかな1日の始まりです。

１３．彼と同じ車種の車が目の前を横切った

そんなことは絶対にないとわかっているけれど、偶然、買い物に来た彼と会ったりしないかと、いつも少しだけ期待します。偶然ではなく、私を待っていてくれるのなら本当に嬉しいけれど。


１４．会えないときの短い電話

いつもいつも会っていたいけれど、なかなか会えないとき、私のことなんかもう大事じゃないんじゃないかと不安になります。そんなときに電話。あいさつだけの短い電話でも、私には十分。


１５．髪をさわる彼の手

そして、私の頭を引き寄せて、髪の毛にキスしてくれたら、ささやかな幸せではなくなっちゃうね。とてもハッピー。


１６．ケーキを半分こ

ケーキを１つ丸ごと食べるのはなかなか大変です。でも、欲張って、あれこれ食べてみたいし。そういうときに、彼のと私のと、半分ずつ食べたら両方味わえるでしょ？ 小さなケーキ、ぺロッと一口で食べちゃうデリカシーのない男は嫌いです。あ、もちろん好きな人とじゃなきゃ、半分こなんかしないけど。


１７．アボガドを割ったらきれいな黄緑色だった

買ってきたアボガド、黒くなるまでおとなしく待っていた。頃合を見計らって割ってみたら、とてもおいしそうな色だった。おいしいワカモレディップができそうね。

１８．シャツの襟がきちんと立った

シンプルなシャツはえり立てが命。キチンと襟が立ってると、なんだか自信を持って歩けます。そして、新しい出会いがあるかもしれません。

つっこみ 先頭 表紙

昨日、空に大きな虹を見ました。虹はだんだん延びて、いつのまにか大きな半円になりました。今日も、少し、幸せの種を思い出しました。

７．パイが上手に焼けた

大事な人のために焼くパイなのに、できあがりはいつもまちまち。だから、サクサクとろーりのでき上がりだととてもハッピーな気分になれる。



８．見えないところのキスマークが消えるまでの3日間

お風呂に入ったときに、こっそりと一人で思い出す、素敵な時間。消える前にもう一度、会えたらいいのだけど、そんなにうまくはいきません。


９．私があげたプレゼントを使ってくれてるとわかった

この前もらったの、使ってるよ、という一言だけでも、とても嬉しい。
本当は使ってなくても、私の想いを大事にしてくれたその言葉が嬉しい。

１０．大皿の料理を彼が私のために取り分けてくれた

大皿の料理を女性が取り分けるのは、世話女房みたいで格好悪い、というのが私のポリシーで、男性がサーブするのは当然よ、と思っているのだけれど、好きな人にサーブしてもらうと、とても嬉しいのはなぜだろう。


１１．テイクアウトのランチ、スィートも忘れずに調達してくれた

二人でテイクアウトランチ。ピクニック気分で楽しいね。大好きな彼とだもの、どこで何を食べても幸せだけど、袋の底にスイートを発見したときの喜びはひとしお。そして、食後の甘いキス。

今日はこれくらい。でも、本当はもっとあるね。

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１．彼からの電話または着信記録

その瞬間、彼は私のことを思い出し、私のために時間を使ってくれている。いつどんなときでも、彼からの電話は嬉しい。もしも、話ができなくても、でもやっぱり嬉しい。

２．別れ際の「またね」

またすぐに会える予感が好き。バイバイは苦手。これが最後になる気配を感じてしまうから。


３．横顔が素敵と言われた

横顔が素敵な人はそれほど多くないから。横顔に関心を持ってくれたことも嬉しい。


４．一緒に歩いているときに、かすかに触れた手を、彼がぎゅっと握ってくれた

指の先から愛が伝わってくるみたい。そんなに些細でもない幸せ。



５．マスカラがダマにならずに塗れた

メークの仕上げはマスカラです。メーク全体に１０分しかかけない私でも、かけようと思えばマスカラだけに２０分もかけられる。私を語る目力のポイントだもの。



６．待ち合わせ場所で、彼が私を見つけてくれた

待ち合わせに連絡もなく遅れる人は、それだけで私を大切に思っていないと感じてしまう。いつもほんの少しだけ先に着いて、人ごみの中の私を見つけてくれる彼は、それだけで最高。


今日思い出したのは、このくらい

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電話番号をずっと変えずにいたのは、今はもうかかってくるはずのない誰かの電話を待つためだったのかもしれない。

この頃、やっと春めいて、春には春の思い出があるけれど、
そういうものすべてを断ち切る覚悟で、思い切って電話を変えてしまおうか。
そうすることで、過去の思い出にしがみついている自分にさよならできるかもしれない。


古いものを捨てる、新しいものを取り込む、
新鮮な空気を吸って、また少し成長する。

冬の間、すっかり枯れてしまっていた植物が、
春の力で新しい芽を出しています。

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午後のターミナルは、とても混雑していた。
これから、NYに旅立つ彼の背中にしがみつきたい衝動を抑えながら
平気な顔で、見送る決意をしたから、

今度はいつ帰ってくるの？

と聞く代わりに

「もう会うことはないかもね。」


あなたに会えなくて寂しい、

と泣く代わりに

「新しい恋を見つけるわ」

来月、また戻るよ。君の好きな桜、一緒に見に行こう。

「先約がなかったらお願いするわ」

強がる私の両肩を、彼は強引に抱きしめて、おでこに小さなキスをした。
彼の胸に顔をうずめたまま、肩を震わせて私は泣いた。

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シーツに包まったまま、じっと見つめあい、時に軽いくちづけを交わしたり。

心臓の鼓動を確認してみたり、髪をなでたり。

できれば時計の針が止まって欲しいと切望しながら。

彼がコーヒーを入れてくれる。甘いペストリーを二人でかじって、またシーツにくるまって。

小さな笑い声、甘いささやき。

軽く小突いて、また笑う。

優しい時間は瞬く間におしまいになる。ずっと一緒にいたいのに。

1人になると、とても怖い。
彼の記憶の中の私は、どんな女だろう？
また会いたいという想いを、残すことができたのか。

地下鉄の出口を上がると、陽射しがまぶしかった。
小さなため息をついて歩き始めると、電話が鳴った。
タイミングは絶妙。

Rose Pinkで満たされた午後だったね

先頭 表紙

いろいろなことがありすぎて、とても日記にはつづれなかった。
お誕生日にメッセージをいただいたから、ほんの少しだけ
近況をご報告したいと思ったけれど、バレンタインの今日は、思うことが多くて
さっきからふっと気がつくと涙があふれている。

去年のバレンタインは何をしていたんだろう？
来年のバレンタインは、どこにいるんだろう？

ユウジとは北京ダックの時以来、直接会話をしていないけれど、近況は少し知っている。病は前よりも更に悪化したようで、今は週に1，2回しか会社に行っていないらしい。そして、会社に行くと、今度は家に帰れなくなることもあるようだ。人に接するのがとても苦痛らしい。それでも、たまにメールやオンラインで、検査結果などを報告してくる。私には何もしてあげられない。唯一、それほど病んでいながらも、ユウジは私の誕生日を覚えていてくれた。今年は一緒にお祝いすることも、プレゼントをもらうこともなかったけれど、ほんの少しだけ温かくなった。

スペースシャトルの事故はショウにも大きな影響があったらしい。事故の翌日、音信不通の彼が短いメールをくれた。相当参っているらしい。今回の事故で、宇宙計画の進行が大幅に遅れることは避けられないだろう。現場で働くショウにとって、これまで積み上げてきたものを打ち壊されるような衝撃なのではないかと察している。私が返したのも、ほんの短いメール。そして、それでおしまい。

一番大事な近況は、また、私のところに恋が舞い降りたこと。とても幸せな気分のはずなのに、一生懸命愛したら、次に待っているのは冷たい涙なのかもしれないと、とても臆病になってしまう。そもそも、私には恋などする資格があるのだろうか？

人を好きになることは、実はとても悲しいことなのかもしれない？

悲しい思いの分だけいい女になる。これもまた真実です。

先頭 表紙