himajin top
。.



手遅れ?

目次 表紙

2010-03-04 さ○はてメモ帳より
2009-12-31 TV大型化に思う
2009-12-17 自閉症とワクチンの関係は?!
2009-12-09 仕組まれている…シリーズ【2】 −まじで怖かった話ー
2009-12-06 仕組まれているものに疑問もなく乗っかるごいむちゃん【1】
2009-12-03 原発とはどういうものか【1】
2009-12-03 原発とはどういうものか【2】
2009-12-03 原発とはどういうものか【3】
2009-12-03 原発とはどういうものか【4】


2010-03-04 さ○はてメモ帳より

さ○はてメモ帳 に興味深い記事があったので転載します。

************************


思考力を阻害する最善策。忙しくしておくこと。時間を与えないこと。子供には勉強、ブカツ、ゲーム、いじめ、そしてテレビで充分時間がなくなる。 178




チェックとは同種の他の情報との比較検討だ。それは思考力を伴う作業である。もしこの作業を怠れば、人間は思考力を失う。それを持つという習性が失われてしまうのである。その完成された状態は、政治的に解釈すればファシズムなのだ。  200

正義感を失い、覇気を失い、勇気を失う。
それこそが、テレビ人間なのである。  204

参考

『洗脳支配』 苫米地英人:著 いまテレビは、明らかに馬鹿な日本人をつくるプロジェクトが始まっています。  株式日記と経済展望
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/a945a87773c443f052226fb5b2cdc834

いまテレビでは、明らかに馬鹿な日本人をつくるプロジェクトが始まっています。テレビ局トップが相談して決めたのか、アメリカ大使館からそのような指令が飛んだのか、確認するすべはありません。ですが、トップクラスの意思決定が働いているとしかいいようがないほど、その兆候がはっきりと現れているのです。

その典型が、テレビ画面に、テロップや字幕ふうの活字(スーパーインポーズ)を映すやり方です。最近のバラエティ番組では、タレントのしゃべりにかぶせて、大きな活字でその内容を採録したり、第三者的にツッコミのナレーションを入れたりするようになりました。その活字が踊ったり、さらにそこに効果音がかぶせられたりすることも、よく見受けられるようになりました。

これこそが、人間のIQを下げるもっとも効果的な方法だとされているのです。実際、過去に行なわれた実験で、次のような結果が生まれることが証明されています。

その実験では、被験者に映像を見せながら、画面に映った内容を表す擬態語など、抽象的な単語を次々と見せていくということが行なわれました。それを続けていくと、わずかな時間で段階的に思考能力が失われました。そして、さらに続けていくと、被験者の脳波が何も考えていない状態と同じ波形になり、そのままそれが継続していきました。つまり、そうした映像がついには見る側の思考そのものを止めてしまったということです。

人間は、そうした刺激を受けると、能動的に思考を行なうことができなくなります。これができなくなれば、物事を見て、感じとり、そこから抽象的な思考をすすめていくこともできなくなるわけです。抽象的な思考を行なうことは、人間の脳の前頭前野、もっとも高度な部分における脳の働きなのですが、この働きをそっくり失ってしまうのです。

テレビ局の人間は、一般の人々が想像する以上に、映像における大衆操作についてよく学んでいます。もちろん、制作会社のADさんがそうだといっているのではなく、テレビ局のなかには、大衆操作の禁じ手など、テレビの闇テクニックに通じた専門家がいるのです。







***************************

かねてからあの過剰なテロップには罠があると思っていたが、
思考力停止の力があったとは。

忙しい自分は、思考力を奪われていると認識し
意識して、暇を作りたいものだと思いました。

つっこみ 先頭 表紙

Xf1K6c / JimmiXzSq ( 2017-05-18 07:37 )
KFU4FB / Barnypok ( 2017-01-04 21:02 )
UhHLpD / Barnypok ( 2016-12-28 12:03 )
Jbvja / JimmiXS ( 2016-08-14 11:49 )
tRPEwv / JimmiXS ( 2016-08-12 01:48 )
CxwB4 / Mark ( 2016-02-07 10:15 )
ご無沙汰しています。お元気ですか? / アンジー ( 2011-08-06 17:11 )

2009-12-31 TV大型化に思う

時代のトレンドは

軽量小型化。

携帯電話しかり。
記憶メディアしかり。
カメラだって、CDケースだって。

電化製品の部品メーカーは
小さくすることに命をかけていたし

TVCMの売り文句と言えば スリム 軽量 小型 薄型 ゼロ だったはず。

なのに、TVだけは大画面へ。どんどん大きくなっている。


地デジ化に向けて買い替えが進み
みんな、それまでよりも大型のTVを買う。


かく言う我が家も、ギリギリまで買い替えを粘って
大型TVを安く入手するつもりでいた。

しかし、ちょっと待てよ。

大画面になるとどうなる?


大画面のTVがやってくれば
部屋はちょっとした映画館気分になる。

迫力ある大画面になれば、音量だって臨場感を求めて大音響で聞きたくなるだろう。

部屋ではTVが存在感を放ち、人は、よりTVに注目するだろう。

大画面になった、デジタルはキレイだ、と言って
今までよりいっそうTVを見るようになるだろう。

大画面から映像が流れる。

コーラCMでは、シュワシュワ感は、一層爽快感をもたらし
グルメ番組は、一層、シズル感をもたらして、美味しそうに見えるだろう。
お笑いや報道番組では、テロップが大きく画面に出て
これまでより、一層の強調が可能になるだろう。

つまり、より、TVの影響力が増す。

TVでの発言、映像が、人間の脳に、一層沁みていく。知らず知らずにイトを埋め込む。

サブミナル効果も期待できるだろう。

ワイドショーで繰り返し流される同じ映像。


繰り返される台詞

繰り返される音楽



そうでなくても

TVには全てを奪う力があり

目を奪い
耳を奪い
思考を奪い
手を止めさせ
足を止めさせ
会話を奪い


全てがTVの僕になる。


必要でない情報も、つい見てしまう怖さ。



TV画面が大きくなる理由は何だろう。


薄型のハシリ、液晶が出始めた10年前ではなく
薄型大型化が主流になり、市場価格も落ち着いた今
多くの人にそれが手に届くタイミングの今、全てのTVを
地デジの名で買い替えさせる。

これを機に、TVとサヨナラするのもいいかもしれないね。

つっこみ 先頭 表紙

2009-12-17 自閉症とワクチンの関係は?!

ケムトレイル掲示板より転載(一部編集)
http://hidemaro36.bbs.fc2.com/


日本国内でもアスペルガー症候群(知的障害を伴わない自閉症)は障がいとして認知されてきている。これはワクチン接種後遺症の一つであり、また人口削減計画や劣化計画の一部であるという情報もあるという。

・・・・・・さてはてメモ帳より・・・・・・・

ジョン・ラポポートによる元ワクチン研究者インタヴュー 2
http://satehate.exblog.jp/12023466

Q: 英国の医学博士であるアンドリュー・ウエイクフィールドは、MMR(三種混合ワクチン)と自閉症との関わりを明らかにし、ロンドンホスピタルでの仕事を解雇されましたね。


A: ええ。では、ワクチンが害をもたらす二つの可能性についてお話しします。

ヒトはワクチンからその病気のウイルスや菌を得て、その抗体を作ります。しかし、時にはワクチンで本来予防するはずのその病気を発症してしまうことがあるのです。なぜなら、そもそも、その病気のいくつかの形態がそのワクチンの中にあるためです。これが1つめの害。

2つ目は、その病気には罹らないが、その後すぐに、または後になって、ワクチンによる別の症状が発生することがあります。その状態は自閉症かもしれませんし、脳膜炎のような何か別の病気かもしれません。精神機能に異常をきたすものかもしれません。

・・・米国では自閉症と幼児期のワクチンについて証言している母親のグループがいます。
http://satehate.exblog.jp/12011970
http://satehate.exblog.jp/12023466


ワクチンと自閉症の関連を取り上げたドラマがアメリカで放映されたと言う。(以下)

(ストーリー)
米TVドラマのプライベート・アクティクス2#11(医療従事者ドラマ)に3人兄弟が登場するが、ある日その次男がはしかに罹患する。その兄である長男は自閉症なのだが、少年の母は、あるワクチンを接種したことで長男が自閉症になった、と堅く信じており、他の子どもたちへのはしかワクチン接種を頑なに拒んでいた。
医師達は「いるんだよ!ワクチン陰謀説を信じ込んでる愚かな連中が!」「自閉症はワクチンとは関係ないとCDCも言っているんだ!」と母親を非難。

そうこうするうちに、はしかの少年は命を落とし、医師は母親に無断で3男にワクチンを接種。気づいた母親が絶叫して制止するのだが…。

というストーリーらしい。


つまり、ワクチンと病気の関連を疑う人間を非難するプロパガンダドラマ?
接種しないのは児童虐待だとして通報しようとする医師もいるというし。

**********転載(一部編集)ここまで*************

ちなみに、新型インフルは、人口削減のためのアジュバンドが入っていると言う噂。

具体的には不妊になる薬。

不妊になる原因物質 は、実はありとあらゆるところに忍ばされていて

そう、いろいろ関心を持って「それらが体に及ぼす害」を調べていくと
最終的には、殆どそこにたどり着く。

不妊。

或いはアルツハイマー。

生殖器と脳にダメージを与えるものが殆ど。

ちなみに
身近な、私の経験では

接種のせいで原因不明の肝炎になったのでは? という疑わしい出来事がありました。


輸血経験ももちろんなく、患者との接触の可能性も考えられない子どもがです。


とんでもない数値が出て、半年 様子がおかしかったです。
世ではすでにポピュラーとなったアトピーなどアレルギーも、そうなのではないかと密かに思っています。

大切な子どもを守りたい親心を利用したサタンの罠でないことを祈るばかりです。

つっこみ 先頭 表紙

2009-12-09 仕組まれている…シリーズ【2】 −まじで怖かった話ー

アウトレットモールに行ったときの話。


ちょっと休憩しようということで、フードコートに入った。

普段はあまり食べないクレープなんぞを頬張っていたとき、
私の“右隣”のテーブルに陣取っていたカップルのうち、【男子の方】が、席を立った。

カレシがいない間、女の方は携帯をいじっていた。

少しして、その男子は帰ってきた。

と思ったら、その男子は、「お待たせー」と言って
さっきとは違う…つまり私の“左隣”のテーブルに着いたではないか。


左隣には、ちょっとぽっちゃり目の女子が一人で座っていたのだ。

ずっと一人で座っていたから、私はてっきり彼女をお一人様かと思っていたのだが。。


しかし、その女子の前に、その男子は座った。


wデート??????(゜o゜)


しししし、しかし、
さっきまで喋くっていた彼女は、私の右隣で携帯をいじっている。
いくらwデートっていっても、あまりにあけすけじゃないか?!

思いっきり、見えてるだろ!!

交代に二人の女子を相手してるってこと??? そんなのあり??

今の若者は、こういうのもOKなわけ???!!!


と、、軽い錯乱状態になっていると

なんと、その男とそっくりな男がやってきて、
携帯をいじっていた女の前に座った。


えぇええええええーーーっ!??!(@_@)


右テーブルに座っている男と、左テーブルに座ってる男。

全く同じ髪型
カツラかと思うほど見事に同じトップの立ち上がり
同じような白い上着
瓜二つのダメージジーンズ
耳には同じくピアスが
片方は1つ、もう片方は2つ
同じ眉毛
同じ背格好。

唯一違うのは、
右の男は白いスニーカーで
左の男は黒のスニーカー。


違うのは靴だけ。


もしや・・・と思って女の顔をそれぞれ見たら、、こちらは違った。
方や細身のキレイ目。
方やぽっちゃりのロック系。

女の方まで一緒だったら、まさに『世にも奇妙な物語』を地で行くようなもんだ。

少しして、右のテーブルのカップルも左テーブルのカップルも店を出て行った。

男共の後姿は本当に瓜二つだった。


私が奴らの彼女だったら、絶対、「遅くなってごめん〜」って
違う方の男の手を握ってしまう、というミスをやらかすに違いない。


まさにクローン。

おそろしくクローン。

クローンにしなくても勝手にクローン。

世の中はすでにクローン。



男共も、彼女の女共も気持ち悪いって思わなかったのだろうか。
自分たちにそっくりなアイツたちを見ても。

つっこみ 先頭 表紙

2009-12-06 仕組まれているものに疑問もなく乗っかるごいむちゃん【1】

子どもが友達とうまく遊べないと言う。

理由を聞くと
遊びが「プリキュア」や「ポケモン」「リカちゃん」など
TV番組をベースにしたものが多く
これらを観ていないと、遊びについていけないと言うのだ。

普通に「お母さんごっこ」なら、「私はお母さんの役」「私は赤ちゃん」「私は保育園の先生にしようかな」
と、配役も場面設定も自由がきくのに、
「プリキュアごっこ」とした途端登場人物は限定され
その性格も、好きな色も限定される
そこには自由がない。発想がない。
そして、それを見ていない子は、遊びに入りづらくなる。

幼子の多くの子はそれらを毎回観ていて、
それこそ口癖から、苦手なものまで良く知っていて
まぁ、TVで見たまんまをごっこ遊びでしているらしいのだ。
でも、それを見ていない子は、知らないから設定外のことをしてしまう。
しかし、設定外を「キャラごっこ」をする子らは許さない。


だったらプリキュアなりを見せておけばいいじゃないか と父親は言う。


え? そうなの?
話についていくのが目的でTVを観る?
ストーリーに興味があるわけでも、キャラクターの人物像に憧れているでもないのに、みんな見ているという理由で?

仲間に入るためにTVを見て、予習復習するの?


でもこの国の殆どの親は、何の迷いもなく流行の番組を子に見せているんじゃないだろうか。
疑問もなくキャラクターの洋服やグッズを買い与えているのではないだろうか。


私はプリキュアの色合いが安っぽくて嫌いだ。
ストーリーもc妙にませていて幼子に適しているとは思えない。

だけど、みんな見ているし子どもってそういうのが好きだからと多くの親はそれを見せる。

そして、その姿がしっかり刷り込まれた子どもたちは
店に行って そのキャラがついたグッズを見つけると反応するようになり、親にねだる。

商業主義にまんまとハメられている。


誰でも最初はそれを知らず、興味があったわけでもないのだ。
しかし流行という情報に踊らされファンになる。

大人が洗脳されているから子に見せる。子どもが自分でチャンネルを押して見始めたのではないはず。

大人社会がそう決め付けているから、スーパーや電気店のイベントで
それらの風船やグッズが配られる。


そして、それらはTVを見ていない子にまで確実に浸透していく。


キャラ漬けになった子は模倣をはじめる。
そこに再現はあっても新たな創造は生まれない。
既存の何かをモデルにしてその範囲で収まっていれば自ら考える力は不要になっていく。


同じことがゲームにも言える。

じきに遊びはゲームに移行し、ゲームが欲しいと言い出すだろう。
みんなが持っているから自分も持ちたい。
ゲームを持っていない子は、仲間に入れなくなるだろう。
肩身の狭い思いをさせたくなくて、親は子に買い与えるのだろう。

そして、ゲームという人工知能に自分を合わせ、繰り返す。
個性は必要なく、自由もない。

こうして小さなころから、人と同じに安心し、自由な発想は不要とされ
型にはまりながら生きていく。

人と同じ音楽を聴き、同じものを食べ、同じものを着て、同じ話をする。

同じ反応をし、同じところで笑う。(それができない子はハミ出る)
そして、親は、多数に属したわが子を見て安心する。ああ、普通の子どもだと。


そのくせ最近の子は個性がないだの、考える力が低下しているだの言う。

当たり前だ。

そうなるように育てているのだから。

金太郎飴。


でも、このことに気味が悪いと感じてる親なんて、多分殆どいないんだろう。

つっこみ 先頭 表紙

2009-12-03 原発とはどういうものか【1】

原発で技術者として働いていた方の手記(抜粋し編集)


---「安全」は机上の話---

地震時における原発の安全性を問う声を耳にすることが多くなりました。
国や電力会社は、耐震設計を考え、固い岩盤の上に建設しているから安全と強調しますが、これは机上論です。

阪神大震災までは、まさか新幹線の線路が落下したり、高速道路が横倒しになるなんて、誰も考えなかったと思います。

皆さんは原発や新幹線、高速道路などは厳しい検査が行われていると思っていることでしょう。
しかし、新幹線の橋脚部のコンクリートの中には型枠の木片が入っていたし、高速道路の支柱の鉄骨は溶接不良でした。
 なぜ、このような事が起きるか。
それは、余りにも机上の設計ばかりに重点を置いて、現場の施工、管理を怠ったためなのです。


---素人が造る原発---

原発でも、原子炉の中に針金が混入していたり、配管に工具を入れたままつなぐ、いわゆる“人災”が多発しています。それはいくら設計が立派でも、現場にプロの職人が少なく、設計通りには造られていないことを示しています。原発は最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件。しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人か、という議論は1度もされたことがありません。

 日本の原発の設計は優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きると停止するようになっています。しかしそれは設計の段階までです。
 仮に、自分の家を立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪ければ欠陥住宅になりますよね。
今の日本は原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人という恐ろしい状態です。大事故はいつ起きても不思議ではありません。

 ひと昔前は、現場には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人や経験を積んだ班長が必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持ち事故や手抜きは恥と考えましたし、事故の恐ろしさも知っていました。しかし20年くらい前から、現場から職人が消え、素人を経験不問という形で募集しています。素人の人は事故の怖さを知らず、なにが不正か手抜きかも知りません。

 例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、世界中を巻き込む大事故になるところでした。本人は針金を落としたことは知っていたのに、それが大事故につながるという認識は全くなかったのです。

 現場から職人が減ってから、素人でも造れるよう、工事がマニュアル化されました。図面を見て作るのではなく、ある程度組み立てた物を持ってきて、1番と1番、2番と2番をと、積木を重ねるように作るんです。すると、今、どれほど重要なことをしているのか全く分からない。これも、事故や故障が頻繁する原因です。

 また、原発には放射能被曝の問題があって後継者育成ができないのです。
原発の作業現場は暗くて暑く、防護マスク付で、お互い話も出来ないから、会話は身振り手振り。これではちゃんとした技術を教えることができないし、腕のいい人ほど、被爆許容線量を超えて中に入れなくなる。だから余計に素人でもいいということになってしまう。

 また、溶接の職人は目がやられます。30歳すぎたらもうだめで、細かい仕事が出来なくなります。目の悪い人が暗いところで作業していたらどうなりますか?


原文
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

つづく

先頭 表紙

便利なようで無駄なようで必要なようで不要な感じの一例ですね。私は最近、便利は危険だと思うようになりました。便利は必要(重要)な何かを失うことであり、便利という言葉に騙されてはいけないと思います。。。 / * ( 2009-12-11 23:58 )
え〜と、職人さんが本当に居なくなった訳では無いんです。車を直すのに「腕」はいらなくなって来ました。故障箇所を直すのでは無く、丸ごと部品を交換するんです。今の車ってコンピューター制御されているし・・・。そういう意味の「いなくなった。」です。 / アンジー ( 2009-12-07 16:35 )
原発ひとつ作ると議員に何百万とお金が入るそうです。利権がらみでその恩恵欲しさに原発を作る。自分さえ良ければ後のことなんかどうでもいいらしいです。アンジーさんのところはどういう経緯で職人さんがいなくなっていったのですか? / * ( 2009-12-06 09:13 )
日頃から怖いと思っていました。原発がエコだなんておかしいし、実態を知れば知るほど恐ろしい・・・。どうしたらいいんでしょうね?私の職場も職人は居なくなりそうです。(修理工場ですが、部品交換屋になっています。) / アンジー ( 2009-12-03 14:10 )

2009-12-03 原発とはどういうものか【2】

元原発技術者の話 〜続き〜


---名ばかりの検査・検査官---

職人がいなくても、検査をきっちりやればいいという人がいます。しかし、その検査体制が問題です。“出来上がったものを見る”日本の検査法では意味がありません。検査は施工の過程を見ることが重要なのです。

 検査官は例えば溶接なら、「そうではない。こうするんだ」と自分でやって見せる技量がないと本当の検査にはなりません。しかし技量無き検査官が検査に来て書類さえ整っていれば合格とする、これが官庁検査の実態です。

 原発事故の多発で、原発の新設や定検後に運転許可を出す「運転管理専門官」の設置が閣議決定しました。
しかし、この役人も素人です。
ある専門官は「恥ずかしながら、まるっきり素人です」と発言して、以下の内情を語りました。
「私の職場では、被曝するからと絶対に現場に職員を出さなかった。改革で農水省の役人が余っているからと、昨日まで養蚕やハマチ養殖の指導をしていた人を専門検査官として赴任させ、何にも知らない人が原発運転許可を出している。美浜原発の専門官は、お米の検査をしていた人だった」と実名を挙げて話してくれました。こんなまったくの素人が出す原発の運転許可を信用できますか。

 そんないい加減な専門官の下に原子力検査協会があります。この協会は通産省を定年退職した人の天下り先ですから、これまた畑違いの人たちです。この人が原発工事のあらゆる検査の権限を持っているのですが、検査のことは何も知りません。検査と言ってもただ見に行くだけ。なのに大変な権限を持っています。この協会の下に→電力会社、その下に→原子炉メーカー(日立・東芝・三菱)→工事会社があるのです。つまり、詳しいことを知っているのは現場にはいないメーカー技術者だけで、その上と下(現場で作業をする人)はみんな素人ということになります。


 私は日立に勤務していたころからずっと言っていますが、天下りや特殊法人ではなく、本当の第三者的な機関を作って、その機関が検査をする。そして現場のたたき上げの職人が検査と指導を行えば、溶接の不具合や手抜き工事も見抜けると一生懸命に言ってきましたが、未だ何も変わりません。このように、日本の原発行政は、余りにも無責任でお粗末なんです。

---いいかげんな原発の耐震設計---

 阪神大震災後、日本中の原発の耐震設計が見直され、結果が発表されましたが、「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」という呆れたものでした。私が関わった初めの頃の原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。それを新旧一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。1993年に、女川原発の一号機が震度4の地震で出力が急上昇して自動停止しましたが、この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発は、1984年に震度5で止まるよう工事をしていたのですが、震度5以下で止まった。わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まったと同じなんです。止まったからよかった、というような簡単なことではありません。5で止まるよう設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性があるのです。つまり、設計通りにいっていないことの露呈です。

 こうした異常は、1987年に福島原発でも起きていますが、同じ型の原発が全国で10あります。これは非常に恐ろしいことではないでしょうか。


原文
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

つづく

先頭 表紙

2009-12-03 原発とはどういうものか【3】

---定期点検工事も素人が---

 原発は毎年必ず運転を止めて定検をすることになっています。原子炉には150気圧とかいうものすごい圧力がかけられ、配管の中には300℃もある熱湯や水蒸気がすごい勢いで通っており、配管が薄くなってしまう所もあるのです。そういう箇所は取替えが必要ですが、この作業に必ず被曝が伴うのです。

 原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになります。そんな中で人間は放射線を浴びながら働いているのです。現場へ行くには、自分の服を全部脱ぎ、防護服に着替えます。防護服というと放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中に付けているんですから。防護服は作業している人を放射能から守るものではなく放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。だから、作業後、外に出る時には、パンツー枚で被曝を検査します。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ならシャワーで大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗って、やっと出られます。

 また、靴も専用の靴に履き替えますが、サイズがきちっと合うものではないので、大事な働く足元がちゃんと定まりません。それに放射能を吸わないよう全面マスクを付けたりして更に歩きづらい格好で現場に入り、放射能の心配をしながら働くのですから、実際、原発の中でいい仕事は絶対に出来ません。

 そういう仕事をする人の95%以上がまるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が稼業が暇な冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう人が、怖さを知らずに作業をするわけです。

 例えば、ボルト締めの作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、作業場は放射能がいっぱいで最悪な所です。現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、作業の出来る時間は「分単位」です。

 現場に入る前にその日の作業と時間(その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まる)が決められます。その現場の作業可能時間が20分であれば、20分経つとアラ−ムが鳴るようにしてある。でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。
 そこで、ボルトをネジで締めながら、もう10分過ぎたかな、15分過ぎたかなと心配しながらやるわけです。アラームメーターというのはビーッととんでもない音がしますので、音が鳴ると、血の気が引くくらい怖いのです。ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚分もの放射量に相当します。ですからネジを対角線にと言っても、どうしてもいい加滅になってしまう。すると、どうなりますか。

---放射能垂れ流しの海---

 定検は冬が多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十トンも流されます。はっきり言って、今、日本列島で獲れる魚で、安心して食べられる魚は殆どありません。日本の海は放射能で汚染されてしまっているのです。

 海に汚染水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。原発はすごい熱を出すので、海水で冷却し、その水も海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、一分間に何十トンにもなります。

 原発事故があっても、県は慌てて安全宣言を出しますし、電力会社はそれ以上に隠そうとします。それに、国民は殆ど無関心ですから、日本の海は汚れっぱなしです。
安全な食べ物を求めている人たちは、こういうことも知って、原発にもっと関心をもって欲しいものです。

つづく

先頭 表紙

2009-12-03 原発とはどういうものか【4】

原発技術者の手記より (つづき)

---内部被爆が一番怖い---

 原発の建屋の中は、全ての物が放射性物質に変わっていきます。どんなに厚い鉄であろうと物はすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。

原発の中ではホコリですら放射性物質となって飛んでいます。放射能を帯びたホコリが口や鼻から入ると、内部被曝になります。

 体の中に入った放射能は、通常、三日で汗や小便と一緒に出ますが、決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。

 私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死が怖くて怖くてどうしようもなかった。でも死ぬ前になにかやろうと。そうだ、原発で私が知っていることをすべて話そうと思ったのです。

---普通の職場環境ではない---

 放射能は徴量でも蓄積します。これが怖いのですが、日本の放射線管理は、年間50ミリシーベルトを越えなければ良いという姿勢です。

 例えば、定検工事は三ケ月くらいかかり、それで割ると一日分が出ます。でも、放射線量が高いところは、一日に5分〜7分しか作業出来ない。しかし、それでは仕事になりませんから、一週間分をいっぺんに浴びせることで10分〜20分間なりの作業時間を作るのです。

 稼動中の原発で、大きなネジが一本緩んだことがありました。動いている原発の放射能量は物凄いですから、そのネジを締めるのに作業員三十人が用意されました。一列に並んで、ヨーイドンで七メートル先にあるネジまで走ります。行って、一、二、三と数えると、もうアラームメーターがビーッ。中には走って行って、スパナはどこだ?といったら、もう終わりの人もいる。ネジをたった二山、三山締めるだけで百六十人分、金額で四百万円くらいかかりました。

 なぜ、原発を止めて修理しないのかと思われるかもしれませんが、原発を一日止めると、何億もの損ですから、電力会社は止めないのです。企業は、人の命よりもお金です。


---「絶対安全」と洗脳---

 原発で初めて働く作業者には、放射線管理教育を約五時間かけて行います。この最大の目的は、不安の解消です。原発が危険とは教えず「国の被曝線量で管理しているので、安心して働きなさい、世間では原発反対者が、放射能でガンや白血病に冒されると言っているが、あれは“マッカナ大嘘”」と、五時間かけて洗脳するのです。  

 こういう「原発安全」の洗脳を、電力会社は住民にも行っています。有名人を呼んでの講演会や、文化サークルでの料理教室、立派な新聞折り込みチラシなどで。だから、原発に不安を感じても、そういう安全宣伝にすぐに洗脳され、「原発がなくなったら、電気がなくなって困る」と思い込むのです。

 私自身20年近く、現場責任者として「洗脳」をやって来ました。何人殺したかわかりません。働く人は被曝のことは一切知らされませんから、体の具合が悪くなっても、原発のせいだとは考えないのです。作業者が毎日被曝をする事実をいかに本人や外部に知られないようにするかが責任者の仕事です。被曝の問題が漏れるようでは、現場責任者失格なのです。

 私はこのような仕事を長くやっていて、毎日がいたたまれず、夜は酒の力をかり、酒量も日毎に増していきました。一体なんのため、誰のために、こんな偽りの日々を過ごさねばならないのかと自らにに問いかけました。気がついたら、20年の原発労働で、私の体も被曝でぼろぼろになっていました。

つづく

先頭 表紙