2004-06-22 『ぼーーーー（仮』お引越しします。
2004-06-16 DVDで『π』を見た。
2004-06-15 ６/１５『壬生義士伝』を見た。
2004-06-01 DVD『ロック・スター』を見た。
2004-05-12 DVD『Jackie Brown』を見た。
2004-04-30 4/29　『キルビルvol.2』やっぱり好きだっ。
2004-04-25 4/24　『CASSHERN』見て来た。
2004-04-19 ４/１７『ぼくは怖くない』とってもよかったー。
2004-04-11 ４/１０『ホテルビーナス』を見て来たよん。
2004-04-08 ４/７　『エレファント』見て来たっす。

２００２年１０月からお世話になった『ぼーーーー（仮』ですが、下記にお引越しいたします。

『ぼーーーー(仮』ver.2.00
よろしくお願いいたします。

つっこみ 先頭 表紙

えーと今日は、借りてたDVDの映画π(パイ)π（←amazonにリンク）を見ました。
監督： ダーレン・アロノフスキー
出演： ショーン・ガレット, マーク・マーゴリス, その他
１９９７年

去年買った本『新世紀監督はアメリカ映画を救えるか』の中で、たしかオダギリがイイって言ってたよなぁ。なんて思って借りて見たのですが、本をもう一度読んだところ・・・

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ダーレン・アロノフスキーの『π』は見逃したんですが、『レクイエム・フォー・ドリーム』はDVDを買いました。こっちもまだ見てないんだけど（笑）予告の断片だけでも、かなりのものを感じましたし、今いちばん気になる監督のひとりです。
（オダギリ談）
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オイ！その頃はまだ見てなかったのね。もう見たかなー？
いやー、１時間２０分くらいの作品なんですが、ぐいーぐいーーーーっと引き込まれました。モノ黒で、妄想だらけで、わけわかんないんですけど、わかります。
音と数字が混ざり合い、ぐんぐんってスピード感でした。ってこの感想自体わけわかんないっすよね。っていつものことですが。
でも、とにかくおもろかったっす。笑えるおもろいではなく。

ってことで、『レクイエム・フォー・ドリーム』も見てみよう。

つっこみ 先頭 表紙

こないだWOWOWでやった『壬生義士伝』（公式サイトにリンク）をオヤジが録画していたので、それを見た。ずーっと見たい見たいと思っていたのだが、私の使ってるオンラインDVDレンタルのところには置いてなくて、困ってたんだけど、見れてよかった。たまには役立つタコ親父。
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レビュー

Amazon.co.jp
浅田次郎の同名小説をもとに『陰陽師』の滝田洋二郎監督が失われつつある日本の美を涙の潤いとともに描く大型時代劇。舞台は幕末の京都、東北出身の浪人、吉村貫一郎（中井貴一）が新選組に入隊してきた。剣の腕は一流ながら、何かと金に執着し、命を惜しむこの奇妙な男に、同志の斎藤一（佐藤浩市）は憎しみと興味を抱く。吉村は故郷の家族を養うため脱藩し、仕送りを送っていたのだ。しかし、やがて倒幕軍が優勢となり、新選組はジワジワと追い詰められていき…。
殺陣のダイナミズムもさながら、本作の主眼はやはり情感の発露。倒幕軍に独り突入していく吉村の勇姿、その後本当のクライマックスが待ち受けているが、中井の名演も相まって、観る者を途切れることのない涙で支配する。乾き切った現代に向けて見事なメッセージを放ち得た傑作。久石譲の音楽が、師匠格たる佐藤勝のタッチを踏襲しようと腐心しているのもいい。（的田也寸志）
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今、テレビで『新選組！』を見てるから、テレビでは山南さんの堺雅人が沖田役で出てて、なんだか目つきとか話方が一緒だったりして、笑っちゃったんすけど。
新選組の悲しい頃のお話。
長いんだけど、最後までけっこうぐいぐいと引き込まれました。
鴨・佐藤浩一が、斎藤役なんだけど、これは違和感ないっすね。佐藤浩一はやっぱうまいっ。ぬい役の中谷美紀もよかったっす。
あと、吉村・中井貴一の方言がうますぎて（？）何言ってるのかわからなかった部分もあったっす。
でも全般的にはすごくよかったです。
原作読みたくなったっす。

DVD
壬生義士伝
原作本
壬生義士伝 上 文春文庫
壬生義士伝　下 文春文庫

つっこみ 先頭 表紙

えーとこちらにも。５/１５〜２９まで、腸閉塞、手術入院しておりやした。なので、お久しぶりです。
見たい映画や本、山ほどなのですが、なかなか。DVDオンラインレンタルで借りっぱなしだったDVDを１本やっと見ました。
『ロック・スター』（公式にリンク）
出演： マーク・ウォールバーグ, ジェニファー・アニストン, その他
監督： スティーブン・ヘレク
８０年代のヘビメタバンドのボーカリストになった男のお話。音楽＆ラヴストーリーっす。そしてある意味とてもわかりやすいサクセス・ストーリーだったりします。懐かしい音楽も満載だったり。
レビューなどは、上記の公式とロック・スターROCK STAR DVD（amazonにリンク）←にて。ちなみにこのDVDったら1,575 （税込）ですってよ。安いっすー。
感想としてはジェニファー・アニストンがイイ！好きになりました。さすがブラピの奥さんだわー。なんて。いい女です。そしてけっこうすがすがしい感じで終わったので、まぁ、よかったかなー。すごい思い入れは感じませんでしたが。私はどっちかというとファンクや、レゲエ、ヒップホップ好きだったりするのですが、昔つきあってた男の影響で、ヘビメタ他ロックもけっこう見たり聴いたりしてるんですよね。だからなんかこう、そういう頃のことを思い出したりして、あの世界にどっぷりだったら、あれをかっこいいと思えるんだろうけど。どこかパロディを感じて見てしまいました。
ロック好きな人はぜひに見てほしいかも。どーかなぁ？どういう反応になるかなぁ？

サントラ
Rock Star サントラ（amazonにリンク・一部試聴できます）
モトリー・クルーやKISSも入ってるよ。
実は何気にモトリー・クルー好きでした。

つっこみ 先頭 表紙

えーと。ここは久し振りです。日々いろいろDVD見まくっているんですが・・・。最近では『２LDK』と『CROSS』がおもしろかったです。おいおい感想など書けたら書きます。
そして今日はやっと見ました『Jackie Brown』タラちゃん監督です。

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Amazon.co.jp
70年代に伝説の映画と称された『コフィー』などの黒人アクション映画のヒロイン、パム・グリアー。彼女のファンだったタランティーノが、グリアーのためにエルモア・レナードの原作『ラムパンチ』を脚色。さらに主演の座に迎えて製作したハードボイルドドラマである。
メキシコの航空会社に勤める1人のスチュワーデス。彼女は長いこと組織の運び屋をしていたが、ひょんなことから逮捕されてしまう。ドン底の生活から抜けだすため、彼女は大きな賭けに出るが…。
名優ロバート・フォスターをはじめ、サミュエル・L．ジャクソン、ブリジット・フォンダ、マイケル・キートン、クリス・タッカー、さらにロバート・デ・ニーロといった主役級のスターがそれぞれ個性的な役で登場する。だが、圧巻はやはり女王パム・グリアーだ。毅然とした大人の魅力をふりまいて、他を圧倒する存在感を見せる。（山内拓哉）
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最初は、セリフくどいよーんと思いつつ見てましたが、どんどんタラちゃんワールドに引き込まれていきました。最後はスカッとさせていただきやした。
音楽もいいっす。タラちゃん映画の音楽ってほんといいですよね。今回７０年代ソウルがよかったなぁ。

でも、やっぱ今のところタラちゃん映画の中では『レザボア・・・』一番好きかも。

サントラ
Jackie Brown: Music From The Miramax Motion Picture (1997 Film) [FROM US] [IMPORT] [SOUNDTRACK] [EXPLICIT LYRICS]←amazonにリンク。試聴できます。

DVD
ジャッキー・ブラウンJACKIE BROWN←amazonにリンク

つっこみ 先頭 表紙

行ってきました。『キルビルvol.2』（公式にリンク）有楽町ピカデリー１にて。ふさんと。んで偶然にけいこちゃんとししょーさんとも会った。偶然ってなんか嬉しい。嬉しかった。

チラシより・・・・

ザ・ブライドはひとりの男を追って
世界を旅している。
その男の名はビル。
娘を殺した男であり、
その娘の父親であり、
かつて愛した男であった。
そして彼女は、
まだ娘が生きていることを
知らない・・・。

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パンフより・・・・

もともと１本の作品として製作された『キル・ビル』。『vol.2』はいわば起承転結の転結の部分にあたる。『vol.1』では、青葉屋での壮絶な１００人斬りやオーレン・イシイとの対決などの激しいアクションシーンが、ヴィジュアルを重視して描かれた。しかし『vol.2』では、主人公ザ・ブライドの複雑な感情を中心にストーリーが展開していく。彼女とビルの間には、いったい何があったのか、ビルは何故、娘を生かしておいたのか、そして娘の存在を知ったとき、ザ・ブライドの運命はどのように変わっていくのか・・・すべての謎が明らかになる『vol.2』はタランティーノの怪脳と無限の映画愛によって、ドラマティックに変貌を遂げる。我々が、新しい『キル・ビル』を体験できる素晴らしい日々、そして胸いっぱいの映画愛を全身で受け止められる興奮が、またやってきたのだ！

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てなわけで。
見たばかりのときの感想は、あーやっぱ『vol.1』のがおもろかったなー。でしたが。
じわーじわーと『vol.2』が胸にきております。後から後からいろいろ思い出しては、いやーよかったーって。
１のときは、セリフとか感情表現とかっていうより、動というか、身体で現しているみたいな感じを受けたし、すごくテンポよくわかりやすかった。２はどちらかというと静。感情表現。そしてくどいセリフ（悪い意味じゃないっすよー）みたいのを重視という感じ。
ちょっと途中、集中力切れかけてしまったので、きっと全部を理解できなかったんですけどね。ってわけで、絶対また見たくなってしまいました。つか前売り１枚まだあるので、絶対もう１回以上は観にいく。
やっぱり、『キルビル』好きだっ。私は何に対してもあまりマニアックになれないのですが（なりたくても）、たぶん、映画好き映画オタク映画マニアの人にはいろいろもっとおもしろいんだろうなぁって思います。

そして音楽もファッションもよかったですわー。好みですわ。タラちゃんありがとー。
音楽はウータン・クランのRZA。この人大好き。ちなみにわしのラヴな映画ジム・ジャームッシュの『ゴースト・ドッグ』の音楽もやってます。あんど出演もしてます。

Kill Bill, Vol. 2サントラ←試聴できます。怨み節も入ってる！買いだ。
キル・ビル Vol.1KILL BILL VOL.1 DVD
キル・ビル Vol.1 プレミアム BOXKILL BILL VOL.1
キル・ビル Vol.2 DVD
↑↑すべてamazonにリンク。

先頭 表紙

上野セントラルにて、『CASSHERN』
（監督・撮影監督・編集・脚本：紀里谷和明）を見て来た。
けいこちゃん、羊ちゃん、みなみちゃんと。上野セントラルは、上野駅しのばず口から出てすぐのレトロな映画館。初めてだったんだけど、ちっさくてぼろかったー。椅子は新し目で、２時間半、お尻は痛くならなかった。そして、混んでいた。すぐにいっぱいになっちゃった。となりで『キルビルｖol.2』やってたんだけど、それより『CASSHERN』の方がいっぱいだった。席を確保して、(´ー｀）y-┛~~ して、パンフレットを買った。パンフレットは豪華。２冊が写真集のようになっていて、１冊がいろいろ説明とか。ボックスっていうのかな？それに３冊おさめられるようになってる。しかし９００円はちと痛かったけど。だいたい映画のパンフレット（プログラム？）って７００円が相場な気がしていただけに・・・。

ストーリーちょろっと。（チラシより引用）
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我々が歩んできた歴史とは全く違う歴史を歩んできた世界
５０年にも及ぶ戦争
破壊された環境がもたらすさまざまな問題
その解決策として研究される「新造細胞」
そこに訪れる「意志」
「生きたい」という願いがもたらす「摩擦」
「人はなぜ戦うのか？」
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映像も新鮮で。
物語的にはテーマが重く、詰め込みすぎ感も否めないんだけど。
そして私はとにかく一回では消化しきれず。
ただ、この世界観は好きだっ。って思った。
テーマも、今の時代にもめちゃくちゃリンクしてて・・・。
メッセージは伝わったっす。
あ、あと衣装いいなーって思ってたら北村道子さんでした。

そして、アクボーン宮迫。かわいすぎたっ。泣いたよっ。
他のキャストもちろんすっごくよかった。よすぎっ。
あー。もうあそこではぐっときちゃって泣いちまったよっ。

主題歌・サントラ
誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル
OUR LAST DAY-CASSHERN OFFICIAL ALBUM-

帰りにみんなでおいしい釜飯を食べて、お茶飲んで帰ってきました。
おしゃべりも楽しかったー。

・・・と５／２にもまた見に行ってきます。

先頭 表紙

新宿南口のタカシマヤタイムズスクエアの１２階にあるテアトルタイムズスクエアにて映画『ぼくは怖くない』（公式にリンク）を見て来た。友達のやっ◎ーさんと。
監督：ガブリエーレ・サルヴァトーレス
原作：ニコロ・アンマニーティ
脚本：ニコロ・アンマニーティ、フランチェスカ・マルチャーノ

まずは、お昼に待ち合わせたので、ランチ。イタリア映画だけにパスタランチを食べた。（いやほんとはただ単にすいてる店だったんだけど）ひさしぶりにやっ◎ーさんとおしゃべりしてほんとに楽しかった。
んで、テラスでいっぷくして、映画館に、なんかちょっと変った形の映画館だったなぁ。
いろんな映画のチラシをゲットして、いっぷくして、席に。

いろんな映画の予告編。やっぱ、最近映画館で観たい映画が増えてて困ってるよー。

ストーリー
1978年の夏、南イタリア。たった５軒しかない小さな村に住む10歳の少年ミケーレは、麦畑に覆われた丘を仲間たちと走っていた。６人の子どもたちは村から離れた廃屋に入り込む。そこで偶然、ミケーレはトタンでふさがれた穴を発見する。その中には１人の少年が鎖でつながれていた。恐ろしさのあまり誰にも言えないミケーレだが、気になり、たびたび穴に通う。やがてミケーレは自分の両親、そして村の大人全体がこの少年とかかわりがあることに気づいていく。

とにかく一面の麦畑がきれい。こどもたちもかわいくて、特に主役のミケーレ。すごくイイ。好奇心や冒険心いっぱいの目。きらきら輝いてて、勇気もあって。きっとこのまま育てばすてきな男になるだろう。なんて。切ない場面もいっぱいあって、でもとてもひきつけられる映画だった。最後は泣いちゃったなぁ。ほんとにいい映画が見れてよかったなーと思った。感謝だ。
なんかね、すごくお伽話のようでいてリアル。大人がリアルすぎるくらい暑さと生活感がただよっていて、汗の匂いがしてきそうだった。それから、イタリア語の映画ってたぶんほとんど見たことないので、すごく言葉が新鮮に響いた。

原作も読みたい。ってまた買うものが増えるー。
ぼくは怖くない／ニコロ・アンマニーティ著

先頭 表紙

土曜日。母と一緒に東劇にて映画『ホテルビーナス』（公式にリンク）を見て来た。歯というか左の歯茎が痛み、左側の顔が腫れまくっていたのだが、草ナギファンの母が行ける日は土曜日くらいだったので、がんばって行ってきた。

「読む映画」というコンセプト。もう書かなくてもみなさん知ってるとおり全編韓国語。
おしゃれな映像。どこかわからない街。詩のような字幕。でも、ストーリーはとてもわかりやすくどこか懐かしい。泣き場所なんかもはっきりしてて。ホテルビーナスのみんなの再生の物語。
やっぱり子役が泣くと泣いちゃうよーってことで、ついついあそこ（あそこです）では涙してしまったー。音楽も反則だっ。
ホテルビーナスの住人達、ひとりひとりがとても好きになった。
母は早くから、横でがんがん泣いてて、怖かったぞー。

特にやっぱ市村ビーナスは、いい味出してた。
韓国側のキャストもよかったなぁ。
母の大好きな草なぎつよぽんも、やっぱよかったなー。

普通に楽しめる映画だった。ただね、歯痛による頭痛が途中からひどくなってきて、読む映画はちとつらかったってとこもあった。
音を聴き字幕を読み、映像を見る。けっこう疲れるもんです。
終わってからぐったりしちゃった。健康な時に観にいったほうがいいかも。

音楽よかったーってことで、おいらサントラ買うかも。

『ホテルビーナス』サントラ
The Hotel Venus Starring Kusanagi Tsuyoshi　写真集
『ホテルビーナス』DVD

先頭 表紙

月１の通院日。帰りに渋谷まで行って、渋谷シネセゾンにてGUS VAN SANT監督の『エレファント』（公式にリンク）をひとりで見て来たっす。２００３年カンヌ国際映画祭パルムドール＆監督賞Ｗ受賞作品。２００３年カンヌといえば、オダギリ初カンヌの『アカルイミライ』を思い出す。
あのときのオダギリの笑顔を思い出しつつ。

この映画は１９９９年４月２０日（ヒトラーの誕生日）、コロラド州コロンバイン高校での銃乱射事件がテーマになってるものなんだけど。
プログラムによると「この映画が他と一線を隔しているのは、あえて声高に問題点を指摘せずに、少年達の苛立ちの矛先などに、無理に答えを導き出そうとしてないことだ。ただ、誰もが知るクライマックスに到達するまでの登場人物たちのいつもと変らぬ一日を淡々と描写し、時間軸を何度も交差させながら、ひたすら子供たち（とくに弱者）を見つめることに徹している。そして監督は「なぜ？」という素朴な疑問を、観客に、少年たちに、自分自身に問いつづけるのだ」

映像はほんとにきれいだった。
少年少女たちの学校での、ひとりひとりの日常。みんなの日常。普通に過ぎていく時間。みんな生きてる。楽しかったり、悲しかったり、ぼんやりだったり。
空。雲は流れて。
学校。誰もが知るあの残酷な場面へ。
だけど、なぜかほんとに淡々としていて、
とても詩的で、静か。

見てよかった。

終わってから、渋谷の街に降り立って、喧騒の中、ひとりでハンバーガーショップでコーヒーを飲んでいたんだけど、映画の中の子供たちと同じ年頃であろう若者たちを見つつ、話が聞こえたりしつつ、なんだか、ここで起こっても不思議じゃないような、なんともいえない気持ちになった。いや、起きたらいやなんだけど。

先頭 表紙