2003-02-21 まだあって良かった。
2002-11-03 寒い
2002-10-30 伝言
2002-10-28 また
2002-10-26 クッキー
2002-10-24 パスワード
2002-10-20 雨
2002-10-19 都会
2002-10-17 進まない
2002-10-16 遠い

久しぶり・・・

悲しいことがあって
どこかにちょっと言いたくて
そしたら、暖かく迎えてくれるあなたがいて、

ああ、こんな淋しい時にありがたいな、って
心から思った。

安心したのでおやすみなさい。

つっこみ 先頭 表紙

寒くて寒くて寒くて、
日溜まりをおいかけた。

少しづつ移動して、
日溜まりのところへついていった。

移動して移動して移動して、
ふっと気がついたら、
全然知らない場所にいた。

あれ？　と思った途端、
日溜まりでも寒くなった。

寒くて寒くて寒くて、
どうしようもない迷子の私。

つっこみ 先頭 表紙

急に、ほんとに急に
寒くなった。

強い風に、心が吹き飛ばされてしまった。

一瞬、びっくりしたけれど、
心のない私は、ただ体が寒いだけで、
あとは、どうということもなく、
歩いた。

心が寒いより…いい、と
つぶやいた後で、
涙が、出た。

私の心の、最後の伝言。

つっこみ 先頭 表紙

一度開きかけたトビラ。
あの時、相当ドキドキしたけど、
結局、開かれることも、開くこともなく、
いつしか忘れてしまった。

遠く、遠く、
もうどこにもない、と思いこんでしまうほど
遠く。

なのに、私が見つける前に、
トビラが向こうからやってきた。

今更…それを開け、と言うのですか？
また哀しい夕暮れに、
ひとり佇めというのですか？

つっこみ 先頭 表紙

いつも四角い窓に印をするのに、
いつも窓から印が消えてる。

シンデレラみたいに
時間の制限があるのかしら？

クッキーって手軽に美味しいって
意味だと思っていたけれど、
ほんとは、作るのに
手間暇かかる、と

そんなことを、毎回、訴えられている。
訴えられているけれど、
怠慢な私に説明しても、
きっと頭に来るだけよ。

つっこみ 先頭 表紙

いつも、顔パスで入っていた場所に
ある日、急に入れなくなった。

ID と　パスワード　が必要だって。

だって、いつもオーケーだったから、
そんなのとっくに忘れちゃった。

どこにあるかも忘れちゃった。


そういえば、私、ここに入っていいのかどうかも
もうとっくに忘れてた。

ID と　パスワード　
そんなものは、はじめから…なかった。

先頭 表紙

あれも、これも、と
思っていたのに、
雨が降ると、予定が変わる。

変わる、と思った途端に
なぁんにも
やる気がなくて、
ついつい違う世界で戯れる。

あれも、これも、
雨音にのって遠くへ行く。

先頭 表紙

人が続々歩いていた。
大きな道路も車でいっぱい。

見るもの見るもの、
だんだんグレーで、ぐるぐるしてきて、
クラクラ、クラクラ、クラウディー。

本屋の片隅で、小さく呼吸を整えた。

都会は疲れる。
でも、たまには疲れと引き替えに
文化に触れなきゃ、
脳の呼吸が苦しくなる。

くらくらくらくら、くらうでぃー。
干からびなくて、ちょっと良かった。

先頭 表紙

気にしていることがある。
なのに、なにもしようとしない私。

気になることがある。
もうどうしようもないほど
遠い日のこと。

ときどき頭の中でふたつが交差して
なんだかワケがわからなくなる。
そして、ただボケ〜っと
ずっとその色を見てる。

先頭 表紙

なんでかなぁ
遠かった。

もっと進んでとびらを探すと思っていたのに
全然だった。
リアリティがありすぎて
どたばた片付けていたら
日にちが変わってた。

ここに来るまで
今日もとても遠かった。

先頭 表紙