普段はあまり使わない東急東横線に乗った
やって来た電車は東京メトロ所属の車両
渋谷駅で東京メトロ副都心線が接続するようになって、同じくメトロの有楽町線からやってくるようになった
学生の頃、東京メトロの関連会社(当時は、通称「営団地下鉄」)でバイトをしていた
地下鉄車両の広告を取り替える仕事
自分が担当していたのは、網棚の上にある広告を扱っていた
営団地下鉄各線の終点や車両基地に出向いての作業
当然、取り替えるべき新しい広告を持って詰め所から現場に向かっていた
そして、古いのは回収
当時はバブルの頃で、就業先は潤っていたに違いない
学割定期券を持っていたが、通勤定期買うように指示され、学割定期は払い戻せと
もちろん、通勤定期代は就業先負担
加えて、営団地下鉄全線パスも配布された
働き始めてから半年くらいして、支給されていた全線パスを落としてしまった
生まれて初めて始末書を書いた、生涯この一度だけだが、、、
それでなんとなく気まずくなって辞めたような
本来は付け替えない広告を持っていくというミスもやらかした
そんなことが重なって、緊張の糸が切れたというやつか?
さて、昨日目にした有楽町線の車両、バイト中に何度か目にした7000系という形式
広告を取り替えたことがある車両に違いない
バブルはあっという間に弾け、今となっては車内広告に目を落とす人はめっきり少なくなっている
他の鉄道会社では電光表示で広告の機能をはたすようになってきている
それほど昔でない過去のこと、当時通っていた詰め所があるかどうか確認しに行った
当時は入り口に看板すらなかったが、そのときには会社名となんとか事業部と書いてある看板があった
最近良く耳にする「何年かごにはなくなっている仕事」、典型的なアナログ仕事なので間違いなく該当するのだろう
変な人も居たけど、そこそこ居心地がバイトだったな
有楽町線の車両を見たらそんなことを思い出した
ちなみに、有楽町線の場合、新木場の引き込み線かそこの車両基地、あるいは和光市の車両基地まで出向いていた |