2006-11-20 ボジョレーの夜
2005-10-02 遠い記憶
2005-05-28 Ｄへ
2005-02-08 私のこと
2005-02-03 結果
2004-12-26 選択
2004-12-11 気づき
2004-12-07 ミエナイチカラ
2004-12-03 夜間飛行
2004-11-24 願い

多分今の私はキラキラしているように見えるはず・・・

あなたの事も滅多には思い出さないようになった私。



だからもう一度

もう一度だけ・・・




何度も何度も無意識に携帯を握りしめ、その声を聞こうとしたことか

未だにその勇気は無いけれど、

けれどもうその必要もない気もして

私はどうしたらいいのか分からない。



遠くに追いやったはずのあなたの記憶を、

時々引き寄せてしまう自分に苛立ちながらもたしなめて

また遠くに記憶を仕舞い込む作業。


もしかしたら、この苛立ちを無意識に楽しんでいるのかと、

Ｍな自分を発見した気分になったり、

とりとめのない感情を味わっている夜。


そんな私のお相手は、５日遅れのボジョレーヌーボー。

鼻の奥に抜ける軽い酸味がほんの少し堅くなった涙腺を緩めてくれる。

つっこみ 先頭 表紙

色々考えて、泣いて、落ち込んで、また泣いて・・・
そんなことを繰り返しながら、いったいいつになったら楽になるのだろうと
もうずっとこのままなのかと
そう不安になりながらも、気が付いたら今があった。

固執し続けた感情は、ひょんなことをキッカケに
まるで最後の一葉が落ちたように、すっきりと私の中から消えてくれた。

本当に、どうして今までそこまで固執していたのかと
笑えるくらいに簡単に・・・

ただ、心に空いた大きな穴は一つの事では埋めきれなくて
複数の幸せで埋められている。

けれど逆にそれが、これから少々の事があっても
全てがなくなるわけではないからとの安心に繋がっている。

たった一つのことだけを拠り所にするのは、これから先には多分ない。
私はそこまで強くないし、これからも強くなれそうもないから。

とはいえ、だからこそ沢山の宝物が手の中にあるわけで
その宝物は色々形を変えながらも、私を支えてくれる礎となることは間違いない。


手放すことが出来ずにいた感情は、やっと遠い記憶に変わってくれた。

つっこみ 先頭 表紙

一回りも年が下なのに、あなたには感心させられるよ。
きっと大切に育てられてきて、いい友達に恵まれて、今のあなたがあるんだね。
あなたには色々と教えられることが沢山ありました。
今更だけど、お誕生日おめでとう。
そして私を支えてくれてありがとう。
あなたの気持ちに答えることは出来なかったけれど、
またいつかお互いの成長を報告しあえる日まで・・・

つっこみ 先頭 表紙

期待するから当てが外れる。
信じるから裏切られる。
比べるから悲しくなる。
いい加減学習すればいいのに・・・

つっこみ 先頭 表紙

その人は随分と私を気に入ってくれて、
私の全てを肯定してくれる。
ずっとずっとそんな人を求めていたのに、
いざそういう人が現れると、素直に喜べない自分。

優しすぎる人に物足りなさを感じ、
ちょっと傲慢だったセスナの彼に懐かしさを憶え、
少し遠い記憶になった人の思い出を手繰り寄せている。

いつもいつも、無いものねだりばかりの私。
心の空白を自分で埋めずに、人に埋めてもらおうとしている結果だと、
もう一人の私が少し離れたところから、冷ややかに見つめている。

つっこみ 先頭 表紙

ずっと迷っていた
ずっと悩んでいた
自分が何なのか、何のために今ここに居るのか
自分の存在理由と価値観に、全く自信が持てなかった

けれど
私は間違っていない
私の考えも選んだ道も、全て正しかったのだと
そう言いきることを選択しようと思う

先頭 表紙

彼のセスナから見た私の住む街は、とても小さく
私の住む家はさらに小さかった。

普段、歩き回って疲れてしまうデパートも
上空から見ると、マッチ箱よりも小さい。

こんなに狭い場所で、毎日せせこましく生きていたんだと思うと
些細なことに随分と振り回されていた自分が馬鹿らしく感じた。

・・・ありがとう・・・
　
あなたに出逢えたのは、
神様がそれを私に教える為だったのかもしれないね。

短い期間だったけれど、今なら小さな痛みで済む。
消えない傷でも無い気がするから・・・

あのアクシデントは、学びは終わったとの神様からの合図？

引き際は綺麗な方がスマート。
いつまでも引きずる想いは、一つだけでいい。

先頭 表紙

目に見えない力が、また私を悲しみに引き戻そうとする。
やっとあの人を忘れるキッカケを掴んだと思ったのに
どうしてそれを阻もうとすることが起こるの？

いつもいつもそう・・・
お願いだから、もう私を前に進ませて。

先頭 表紙

ワインを一人で空けてみた。
普段呑まないから、けっこう酔いがまわる。
誰でもいいから、
嘘、本当は傍にいて欲しいのは・・・

返事の来ないメール
逢いたい時に逢えないあの人。

新しい彼は本当に彼と言える存在なの？
自信を持って言い切れない。

「現地妻でもなく、セフレでも無いよ」
それってなに？

信じていいのか、そうでないのか
どうしていいのかわからない。

あの日あの人がプレゼントしてくれたナイトフライト。
「この景色は選ばれた人だけに与えられた物」といった彼。

私は選ばれた人に入るのかしら？
選ばれているのは、そう言ったあの人のみではないの？

私は何のだろう？
あの人の何？
そしてあなたの何だったの？

酔いが思考を妨げる。
このまま酔いつぶれて
それが涙を遠くに追いやってくれて
思い煩うことが無くなるなら
それでいい。

先頭 表紙

もっともっと私の心の中に入ってきて

心の片隅に居座っているあの人を

もっともっと向こうに追いやって

あの顔も、あの声も、あの風景も

もう思い出すことの無いように・・・

先頭 表紙