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けいこの「ま、そのなんてのかなあ」



映画や本でアタマや心にひっかかってしまった台詞や文章をストックしとこうかな、と。

怠惰放蕩徒然日記 徒然映画道楽日記

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2004-05-05 by ブライキングボス
2004-02-21 By 斎藤一
2004-02-21 By 斎藤一
2004-02-21 by 角屋の店主
2004-02-21 by 池田七三郎
2004-02-01 by原田芳雄
2004-01-16 From デッドコースター
2004-01-16 by ロラン・トポール
2004-01-14 by沖田総司
2004-01-11 by 石坂浩二


2004-05-05 by ブライキングボス

われわれは いきている


映画「CASSHERN」より
いやあ、二度目に観たとき、早くもこの台詞から号泣しちゃいましたもんで。

この映画、この日記に載せる「ネタ」満載なんで、またいずれ。

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↓訂正「おまえは戦争がどんなものかを知らない」が正しいセリフでしたね(汗)。そういえば、タイトルにあったブライの語りが始まった直後に、前でナナメに構えて座っていた若い男性が急に姿勢を正したのがおかしかった…(笑)。唐沢ってすごいと改めて思ったシーンでした。 / YIN ( 2004-06-24 03:13 )
私は「お前は本当の戦争を知らない」というセリフが感慨深いです<映画「CASSHERN」 / YIN ( 2004-06-23 01:46 )
「ネタ」楽しみに待っております(^-^)。 / あめんほてっぷ@はじめまして&映画観ました ( 2004-05-13 22:57 )

2004-02-21 By 斎藤一

こやつは本物の侍じゃと思うた。
わしらが百人束になってかかっても、到底かなうはずのない侍じゃ、とな。

人それぞれに、生まれついての宿命はあろう。
いかんともしがたい苦悩を抱えてもおろう。
将軍も足軽も、苦悩の嵩は同じじゃ。
じゃが、これほどおのれの宿命に屈せず、苦悩に抗い続ける侍が他にあろうか。
神に挑み続ける人間が、他にあろうものか。

妻子を養うために主家を捨てる。しかし恩と矜りとは決して忘れぬ。
守銭奴と罵られ嘲られても、飢えた者に一握りの飯を施す。

一見して矛盾だらけのようでありながら、奴はどう考えても、能う限りの完全な侍じゃった
 



これも「壬生義士伝」より
最後の握り飯を食べてしまった斎藤さんが吉村さんにくってかかって、そのあとの一幕。

斎藤さんの語りは、涙腺爆破ポイントが非常に多いので、人前で読むにはかなりデンジャラスでございます

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2004-02-21 By 斎藤一

人の器を大小で表現するならば、奴は小人じゃよ。
侍の中ではもっともちっぽけな、それこそ足軽雑兵の権化のごとき小人じゃ。
しかしそのちっぽけな器は、あまりに硬く、あまりに確かであった。

おのれの分というものを徹頭徹尾わきまえた、あれはあまりに硬く美しい器の持主じゃった。
その器を壊すだけの勇気が、わしにはなかったのじゃ

勤皇の佐幕のと論ずる器ではない。
世の行く末など、奴にはどうでもよいことだったのじゃろう。
人間獣の一頭の牡として妻子を養うこと、それだけが奴の器じゃった


同じく「壬生義士伝」より

参りましたね、これ読んだの電車の中でしてね
「ひぐー」って奇声を一瞬あげてしまい、慌ててシャックリのふりしてごまかしましたです。とほほ

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2004-02-21 by 角屋の店主

「吉村、死ぬな」
本音の一言が咽からすべり出たとき、俺ァやっとわかったんだ。
そうさ、やつは俺の、俺たちみんなの良心だったんだ


このおじさんは名前が出てないんですね
貫一郎さんと同期入隊したおかたです

この本で最初に涙腺どかっときたのが、この一文でした

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2004-02-21 by 池田七三郎

あの人、誰よりも強かったもの
それに、誰よりも優しかったですよ
強くてやさしいのって、男の値打ちじゃあないですか
ほかに何があるってんです 



浅田次郎「壬生義士伝」より

みなみちゃんの日記を読んで再読したくなって、つい手にとってしまいました。
この本、ここに載せるもんがざくざく…ってか、1冊まるまるでもいいくらい

というわけで、暫くこの本から引用していきたいと思います

基準としてはですね、「あたしゃこの文章で泣きました」ってとこかな

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2004-02-01 by原田芳雄

手のあったかいもんは心が冷てえって言われてっけど
いいでねえか、冷たくって。あったかくなる必要はねえ


「砂の器」で、ひでおのとーちゃんが息子の手をさすりながら言った台詞

名台詞ってんではないだろうけど、なんかすごくひっかかって、なんでか涙腺がちょっとうるみかけてしまいまして。

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2004-01-16 From デッドコースター

生き残るのは、死んでも無理

ここまで豪快にすっぱすぱ人が死にまくると笑いがこみあげてきちゃいますってなくらいの映画「デッドコースター」

そのキャッチコピーが、これ。

日本語として成立してないんだけど、異様に笑えるですわ。
予告のたびに、あたし大爆笑してましたっけ。

とりあえず、あたし的2003年キャッチコピー大賞は、これですな

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2004-01-16 by ロラン・トポール

知性は才能の白い杖である。
知性がなければ才能は転んでしまう。


うちのババアが高校時代にくれた「人生の教え」の一つ

「才能あっても使いこなせなければ無意味なんだよ。
その点、あんたはアタマ悪いし才能もないから、それだけは心配してないけどね」

うちの祖母は「あんたは孫の中で一番アタマも性格も悪い。でも一番出来の悪い孫だから一番愛してるよ」が生涯の口癖でした

「身の程を知ったうえで、したたかに生きなさい」って教育をガキの頃からされましたっけ

口は悪いし根性も悪いババアのこと、あたし心の底から愛してましたさ
あたしのことをちゃんと正確にわかったうえで、それでも愛してくれる人ってのは、ババアがいない今、もう多分いないでしょうね


しかーし、うちのババアときたら…
あたしこれ、ババアがくれた色紙に書いてあったから、ずっとババアオリジナルだと思ってたぞ。

ロラン・トポールの言葉ぢゃねーか

ほかの言葉もそうなんだけど、「うちのババアったら名言吐きまくりですげー」と思ってたのに
「なんだよ、●●の言葉ぢゃねーかー」

絶対ババアの荷物の中に「世界名言集」とかあったとあたしはにらんでおります
もしみつけたら…それをあたしが甥に伝授するかな。

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2004-01-14 by沖田総司

土方さん、白虎隊には僕がついていってやりますよ

黒鉄ヒロシ「新選組」の中の「土方歳三 北へ 雪」より。

この漫画、大概「がはは」って笑ってられるんだけど、ここは涙腺うるみました。

白虎隊の少年たちと、沖田くん。
みんなであっちでのんびりしてるといいな。切ないな。

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2004-01-11 by 石坂浩二


人は産まれてから10年は、己のことだけを考える
そして次の10年は家族のことを考える
はたちになってからの10年は産まれた国のことを考える
そして30になったら日本のことを考える
40になったら世界のことを考える

今は多摩の田舎のことだけ考えればよし
ただし10年後、日本のことを考えねばならなくなったときに正しい判断ができるように、
今から勉強しておくのだ


同じく「新選組!」より、佐久間象山の言葉。
人はっていうより「男は」って感じですね。
ってか、ぢゃないと困るなあ
あたし日本のことを考える年代がもう終る。世界の事を考えなければいけない年代は目の前。
今から勉強…頑張らないといけませんな。間に合うのか??

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