
じぇのんのイナカは、
田舎ということもあり、
帰省のたびに
こころがほっこりする人達と
多く出会える。
母の知り合いの喫茶店が
山の中に一軒、ぽつん。とある。
いつものごとく、ユミちゃん
(昨日の日記にでてます。) ↑
やさい文字〜♪(喜)
と母の3人で、ひとつ山を越え
モーニングを食べにいった。
店に入ると、年のころ 60代くらいの 女性が2人テーブルに。
モーニングのセットを食べながら、ママさんと、
声が店のなかに響き渡るくらい元気に陽気に話している。
ふと足元をみると、二人とも足首までのレースのストっキングを履き、
正座でソファーの上にすわっている。
コーヒーカップを湯のみのように、両手を添えて飲んでいる。
なんだかかわいい。おもわず小さく笑ってしまう。
私達が注文をし、しばらくして2人が席を立った。
知り合いなのか、ママにとても丁寧なあいさつをし、
店のドアに向かう途中…わたしたちの前で立ち止まった。
と、おもったら。
な、何と!!にこやかに会釈をしながら、
ひとりずつ「お先に失礼いたします。」
ほんとうにびっくり。
言っておきますが…私達と2人とは知り合いでもなんでもないのです。
こうくるとは、おもわなかった。
喫茶店で先客が、見ず知らずの後のお客に挨拶をして帰る。
都会では信じられない話だとおもう。
とっさのことで、母とユミちゃんとわたしも、わらいながら、
「あ、いえいえどうも。お気をつけて。」
と会釈をするのがやっとだった。(笑)
「一期一会」…なのかしら?
それともここは この辺り唯一の社交場なのかしら?
いろいろなことがアタマをよぎる。
でも、そんなことよりも。
不思議とこころがほっこり。
自然と笑顔がこぼれる。
イナカから わたしへのプレゼントだとおもった。 |