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み・ぽぽぽぽぽ

ときどきおもったことをかいています

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2009-05-10 ここでしか語れないことがある
2008-08-07 スカイクロラ
2008-04-11 就職活動について、私が言えること
2008-04-05 なんかこー前言撤回
2008-04-05 なんかこー
2007-10-11 過去にある幸せ
2007-09-08 エヴァみた
2007-08-01 秒速5センチメートル
2007-07-13 M&Aとか選挙前の市場とかひらめきとか
2007-06-28 自分のアドバイザーは


2009-05-10 ここでしか語れないことがある

人として扱われないのは苦しい。


分かる、勉強不足だからそうだというのは。


人として扱われない。
分かる、私はコストだ。純粋な費用なのだ。


だから人ではなくただのコストだ。




社会とはそういうものなのだ。
分かる。






分かるけど、苦しい。

勉強しよう。人として扱われるために。
それでも、苦しくて本の内容が頭に入らない。
ついさっき読んだはずのページの内容が理解できない。

苦しい。怖い。

ひとでなしとして扱われるのが。



しかられるのはちょっと怖い。

でも、ひととして扱われないのは息が止まる。



フォローはない。
当たり前だ、社会なのだから。

社会では、当たり前のことなんだ。
社会では。


明日までにプレゼン資料作らなければ、勉強のための本も読み終えなければ。
業者への電話は、業者チェックへの準備は、打ち合わせの事前準備は・・・。

苦しくても、たとえ新人でも仕事は途切れない。




私がいまいる会社では
新人の給料は、会社にとってのコストであると同時に、
新人にとっては社会に出た時に受けるショック療法への対価だと思う。






息をとめられ、窒息しそうになった回数に対し、
「これしきで死ねない」と納得するための対価。

つっこみ 先頭 表紙

初めて会ってから、もうすぐ5年経つんだね。社会人になったみほと話をしてみたいな。あの頃とは随分変わったんだろうな。 / 九条 ( 2009-06-28 18:25 )
自分の回りに起こるすべてのことは、将来意味のあることになる / 輝け ( 2009-05-14 02:40 )
それでも社会に出た今のほうが、ワシは幸せに生きられてます。 / 電ボ屋 ( 2009-05-12 01:06 )
頑張れっ。 / みなみ ( 2009-05-11 17:12 )

2008-08-07 スカイクロラ

真っ青な空を見ながら開放的な気分に浸れるような季節に、
真っ青な空を見ただけで切なくなる映画をみてしまった。


ショーとしての戦争、多分にそれを知らされていない子供のパイロットたち。
彼らにとって極秘任務なはずの巨大侵攻作戦は大々的にメディアに報じられている。
箱庭の中で、子供たちは永遠と生と死を繰り返す。

真っ青な空の下で散る以外に死が訪れない子供たちは自分の存在意義さえも
持たない。
真っ青な空の下で散るかもしれない子供たちは、恐怖を抱くことなく淡々と
戦闘機に乗り込んでゆく。

真っ青な空から戻ってきたときは、他の子供をあやめた時だ。
真っ青な空から戻ってこなかったときは、空の中で散った時だ。

それだけが彼らの生のすべてであり、それが大人たちを楽しませる。
大人たちを楽しませるために、彼らは真っ青な空で散ってもなお
また生を受ける。

子供たちは、自分の存在がショーの一こまであることを知らされず、
箱庭の中で永遠に生を授かり、そして散ってゆく。



もしも、箱庭の外があると知った子供はどうすればいいのか。
真っ青な空だけが自分の存在を担保していると知ったとき、どうすればいいのか。
真っ青な空さえも箱庭の一部と知ったとき、どうすればいいのか。

永遠に続く真っ青な空は、永遠に続く箱庭だ。


そんな空を見上げながら、それでもあがき続ける子供たち、
彼らを見続ける私は箱庭の外からショーを見守る「大人」なのだ。

つっこみ 先頭 表紙

2008-04-11 就職活動について、私が言えること

売り手市場とか言われてるこのご時世、私は就職活動にすんごく苦労した方だと思う。

だから、私は、就職活動で、こうするべきとかアドバイスはしないし、これからもすることがないだろうな。

ただ、苦労して、何十社受けて、何十社から断られて、
内定をもらってもさして行く気のない会社だったりして、
そしてまた白紙に戻って・・・

そうやってぼろぼろになって、自分が今まで持っていたであろう自信がことごとく
なくなって、打ちのめされて、社会は私のような人間なんて必要としないんだ、
とまで思いつめて、結果ただ一つのことだけど、言えることができた。

それを、私は3ヶ月くらい前、プレゼンテーションの授業の時に
70人くらいの人の前でしゃべった。


大人数の前でのプレゼンテーションは好きだ。
大人数の前でパブリックな場面であるはずなのに、採用面接の
時よりもよっぽど素の自分になれる。


どうにかして、この大人数、70人の後輩たちに伝えようと思った。
素の自分が最も伝えたい一言を。
就職活動に苦労して、彼らの尺度では「デキない先輩」である私だから
言えることがあると思った。
私の伝えたい一言のいくぶんかが彼らの心に届けば、それほど嬉しいことは
ない。

そう思いながら、心のままをぶちまけた。400人くらいが集まれる
大ホール。ものすごく見渡しがよかった。

2分だけの持ち時間を、何の見栄もなく、何の偽りもなく語りかけることが
できた。私の一言は届いただろうかと、ふと心にのこった。


それから数日後、その授業の講師の方がウェブサイトで私のスピーチ
について記述してくださった。

瞬間、涙がでた。

私が一番伝えたかった一言が、確かに、ひとりの人に届いた。
その事実だけで涙がでた。

私のような人間でも、人を響かせることができたんだ。
嬉しくて泣いた。


後日、授業の評価で私のプレゼンテーションが後輩から高い評価を
もらったときいた。先生から彼らのコメントを貰った。


沢山の人に、私の一言は届いていたんだと思い、心がいっぱいになった。
私の一言が、誰かのこころにちょっとでも残ったら、そういう思いで
プライドも何も投げ捨てて必死に伝えようとした2分間は、確かに届いたんだ。


自分は就職活動で何一つ誇れることがない。
でも、そんな誇れない経験も、伝えたい一言のために、人をひびかせる一言の
ために存在していたんなら、十分報われたんだと思う。



もしも、まだこのページを読んでいる人がいたら。
先生の記事、読んでみてください。
http://www.1101.com/essay/2008-01-23.html

つっこみ 先頭 表紙

大人数の前で話せる、というだけでものすっごい尊敬します。私は集団面接では全く自分が出せず砕け散りましたが、1対1で面接してくれた会社では、ようやく安堵して話すことができたクチです。みほさんのそういう才能、心から尊敬するわ。 / フィー子 ( 2008-04-17 12:35 )
みほちゃん、お久しぶりです。面白いコラムを紹介してくれてありがとう。時間がある時に全部読んでみたいなって思っています。みほちゃんの文章はやっぱりここですね・・・。 / 有末那智。 ( 2008-04-12 16:21 )
お疲れ様でした。社会に出たら本当に学歴も経験も関係なくて、そいつがどうなのかって部分でしか評価されないなぁと日々実感しています。だから自分を高めようという意識さえあれば、誰にでもチャンスは必ずあるなと。社会人て楽しいです。 / 電ボ屋 ( 2008-04-11 22:24 )
お久しぶり。このコラム好きで、新書を持ってます。ここしばらく読んでなかったのだけど、もう一度最初から全部読みたいなと思いました。そして、みほちゃんの文章は、読ませ惹きつけるので、やっぱり好きな日記だなと改めて感じました。 言葉は難しい、そう感じてるから、思ってることが伝わったというのは素晴らしい。わたしもうまく伝えられるようガンバロウと思いました。 / マッキィ。 ( 2008-04-11 09:36 )
はじめまして、久々に熱い思いを伝える日記に出会えた気がします。ありがとうございました! / u-yuki ( 2008-04-11 08:47 )

2008-04-05 なんかこー前言撤回

も・え・た


きょう面接した会社の


面接官がすごかった

かっこよかった(別に二枚目という意味ではない)
オーラでてた
デキるビジネスマンとか巷でいわれてる人とはこういう人をいう、を
体現してるようなオーラだしてた
しびれた
すごいとおもった
こんな人のもとで働きたいと思った


たかが10分の面接程度で何が分かるっていわれても、
いや、一瞬で分かる何かってあるんですよ!と
いいたい

それくらい凄い
ヤヴァかった

今まで受けた数ある企業、
どのようなコンサル会社やどんな投資銀行やどんなファンドや
もーどんな会社で会ったひとよりも

か っ こ よ か た 





・・・実家に帰ります・・・

つっこみ 先頭 表紙

2008-04-05 なんかこー

釈然という気持ちを抱えたまま、新学期へ。
つい前に書いたエントリがサブいぼものだったのでごみ箱へ・・・。

社会人になりたくないのかー・・・

つっこみ 先頭 表紙

2007-10-11 過去にある幸せ

幸せであった過去を思い出した。
Short bus っていう映画のサウンドトラックにある、Boys of melodyって曲を聴いたら、なぜか!なぜか前の彼氏と一緒に行ったボストンを思い出した。しかもとても鮮明に。夏のボストンは赤茶のレンガと緑の木が綺麗だった。その中を彼と手をつないで歩いている。お互いがお互いを気にかけて、笑いあって、確かに幸せだった。今まであのボストン旅行を「幸せな記憶」と自分の中で位置づけたことがなかったのに、だ。

幸せは、過去になって初めて実感できる。
現在の軸をただ歩いている自分には幸せなんて感じることがない。そもそも、幸せってどういうときに感じるんだろう。いつも、いつも時間が前から後ろに通り過ぎる中を歩いているだけで精一杯だ。

でも、自分の目の前を通り過ぎる時間を振り返ると、そこに確かに幸せがある。毎日を生きている時間の中には確かに幸せがある。そのとき、私はそこに幸せがあることに気づくことがない。幸せである以外の精一杯な時間に埋もれて。それでも、時間が自分から離れてゆくにつれて、ろ過されてゆく綺麗な水のように、幸せな記憶だけが時間の流れの中に残ってゆく。

幸せである、という定義の尺度は過去の記憶しか持ち得ない。自分にとっての幸せは過去の記憶にしか存在しない。幸せである、ということは私にとって、もっとも感知できない感情で、過去に向かう時間の流れに残されたひとかたまりの記憶だ。

記憶の中でしか幸せを感じることができない。


私は、どれだけの幸せを過去への時間に流していっただろう。
もはや取り出すことのできないない幸せだけが自分の後ろで蓄積されてゆく。
いつ、今現在そこにある幸せを離さないで抱きしめることができるようになるんだろう。

先頭 表紙

考えてみたら、単に引越し作業による体力的な疲れ+引越し終了の安堵感+新しい部屋という環境+ダンボールのテーブルで鍋という普段ありえないシチュエーション+ビールがもたらした幻覚的感覚じゃなかったのかという気がしてきまつた。 / みなみ ( 2007-11-10 01:21 )
そのときの話をよんでみたい!!!!!! / みほ ( 2007-11-08 00:07 )
こどもが生まれた時は幸福感というより達成感でした……わたしの場合。「やったー! 出たー! 出したー!!」ってなんかもうそれだけ(笑) 強烈な幸福感というのはなぜか、当時の彼氏(現ダンナ)の引越しを手伝い、夜にその部屋で一緒に食事しているときに感じました。なんだったんだろうアレ……? / みなみ ( 2007-10-21 13:30 )
そのときに強烈に感じるってすごい感情の波ってことですよねえ。ぶああーって感じなんだろうなあ。こどもがうまれたときとかそうなのかな? / みほ ( 2007-10-19 03:19 )
面白く読みました。私にとっての「幸せ」は、線ではなく点として存在するもの。ゆえに永遠とつながるもの。過去の中にではなくその瞬間に、その一瞬だけ強烈に感じるものです。今までそういう幸福を感じたのは1度しかないけどね(笑) 嶽本野ばらの「ロリヰタ」という小説に、同じような思想が書きあらわされていて、びっくりしたものです。 / みなみ ( 2007-10-11 21:15 )

2007-09-08 エヴァみた

例えば真夏のあの日に残っている巻がないかどきどきしながら自転車こいでたレンタルビデオショップへの道。
例えば一瞬たりともあの物語を忘れられなくて、考え込んでは布団にくるまっていたあの一日。
例えば買ったCD聴きながら自分を主人公に重ねて涙を流したあの一瞬。


10年前私は13歳で、主人公よりもひとつ年下だった。
彼らと同世代であり、自分の幼い物理的年齢と精神年齢なりに、あの番組を
必死で理解しようとしてた。ぜんぜんできてないんだけど。
自分が理解できない流れ、たとえば自分があと15年生きたら理解できるような
物語の空気を敏感に感じながら、その空気が確かにあると感じながら理解もしていない。感じるけど理解はできない、思春期の限界。

他人との距離をはかりきれなくなり学校に行かなくなった私が手にとってのめりこんだアニメはまさに他人との距離の物語だった。物語は他人との距離の些細な変化によってのみ動いてゆく「感じ」。そんなの10年前の自分は理解できない。でも、確かに他人との距離感を「感じる」。自分とさしてかわらない登場人物、そんなアニメに私は没頭し、気づけば思春期が終わっていた。


学校に戻って毎日を学校で過ごすことができるようになったと同時にあの熱が引いていったけど、あの「感じ」だけは覚えてた。
自分のコンプレックスと同調する。

映画をみおわって、エンドロールが流れるさなかに10年前の自分が目の前をかすめ、文字通り切なくなる、
それは多分10年間自分がなにも変わっていないからだ。

先頭 表紙

2007-08-01 秒速5センチメートル

今ある現実の軸を過去においたらどのような風景を見ることになるのだろう。

ifだけを考える毎日は、どのような景色がみえるのだろう。




・・・・。
・・・・・・・・・。
最初の70分は最後の4分だけのためにあるという
極端アニメであるがそれがいい!!!


恋愛は、
上書き保存でなくフォルダ保存の人は最後の4分で胸が締め付けられるであろう!

先頭 表紙

2007-07-13 M&Aとか選挙前の市場とかひらめきとか

今日のWBS。

選挙前の市場とかいってたけどさ、アメリカのようにちょっとした法則があるというのとは大分違うと思ったよ。
いやーだってさ、アメリカって大統領選の前の年の株価って絶対上がるっていうじゃないですか。それに引き換え日本は主要な選挙の前とかって、結局はファンダメンタルズが株価を動かす要因として大きいので与党がどうとか野党がどうとか、政策がどうとか、っていうのはそんなに響く要因ていうわけでもないんだね。

で、なんでこうかね、と思ったところ、選挙戦の前に限定すればですよ、アメリカって民主党共和党とわずどのような政策うちだしてんの、って考えると、選挙に勝つために短期的にポジティブな政策をどんどん打ち出してる。直近の期待感みたいなものをを両党ともに持ち出してるから、株価も上がるってもんなんだね。

でも、日本って、選挙戦では「これを行えば日本は良くなる!」とかいう論点でそもそも争わないじゃないですか。与党は自分が行ってきた政策の尻拭い、野党は与党の反論、そういう論点がいつも中心であるから、株価あがるとか下がるとかそういう要因に影響しにくい。

って思ったんだけどさ。

「これしちゃいかん」とか「だからあっちはダメなんだ」とか「こうしなければいけない」とかいうネガティブ選挙じゃなくてさ、期待を持たせる選挙戦であってほしいっす。そしたら選挙戦前の株価は上がるとかいう法則もできあがるんじゃないでしょうかね。

それと、ひらめきの数値化について。ひらめきってさー、才能だけによるんじゃないと思うんですよ。ひらめき度を左右する大きな根源って、多分自分がもってる情報の蓄積量じゃないかな。情報の蓄積量が多ければ多いほど、何かのインプットが起こったふしに、自分の頭の中に蓄えられてる情報とつながって、新たなアイデアがでる。

別に「なにをしてると、それか何かの環境にいるとひらめきやすくなる」とか環境要因を導かなくても、ともかくまずはお前インプット心がけろよ、ってことなんじゃないかな。右脳的ひらめきも、蓄積による努力の賜物って時もあるんじゃないかな。

M&Aが急増するにしたがって増える法律事務所の合併について。M&A・・・最近はやりだけれども、実は一番大事なのはM&A後の内部統治であって、それにより合併後の業績が左右するんじゃないかなとも想像できるんですが。投資銀行やら、法律事務所がM&Aの前の世話をするプロとしてあるんだったら、その後のプロ、合併効果を最大化するためのコンサルであったり何なりがいたっておかしくないはずですよね。そういうプロフェッショナルがたくさん出てきてもいい時代だとおもわれまつた。



ということで、いつもWBSをみてると何かしら思うことがあるので、忘れない
うちに書き込む作業も将来の自分にとってためになるかなー。なー。

先頭 表紙

2007-06-28 自分のアドバイザーは

彼氏に悩みを相談できない。
むしろ自分が悩んでいるときに相談すると余計ウツにさせるので
精神的な悩みは話さないようにしている。

感情よりも論理を重視する彼に感情一辺倒の自分が感情的な質問をしても
一度涙を流さないと復活できない。


辛い、辛いと言って毎日を過ごしても、一番近くにいる相手が
手を差し伸べてくれるわけではない。
かといって、辛い、辛いといって毎日を過ごしても、相談できる人が
近くにいるわけではない。


結局自分の問題は自分で解決するしかない。




前の彼氏もそんな気持ちだったんだろうか。
辛い、辛いと言って毎日を過ごしても、一番近くにいる相手が
手を差し伸べてくれない時の寂しさ。




あー、これでなんかマンガ一作品できそうだなあ。
ショートストーリーとか。
今そんな物語の情景がふ、と浮かんだ。

先頭 表紙

にょろーん。ひぐちとか友達とかに話せるんだがねー。今引きこもり入ってるから人に相談できないだけかwww彼氏はどうも首尾一貫具体的でしかも超理にかなってることを言うのでゆがんだ悩みを言うにはきついっす。 / みほ ( 2007-06-29 13:10 )
精神的な悩み、ねぇ。私は彼氏には寧ろ言いたくないな。ドラマじゃないけど「貴方に私の何がわかる?」って、共有するのを拒むね。会社の同僚とかに軽く愚痴るならできるんだけど。 / ひぐち ( 2007-06-29 06:58 )

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