2018-10-24 笑った！
2018-10-24 15年ぶりに
2003-06-30 センコチャンご乱心
2003-05-08 プラセンタ注射
2003-03-30 春が来た
2003-03-13 後悔
2003-02-20 年下の男
2003-02-13 そっと、さよなら・・・
2003-01-29 どうやら無い・・・らしい
2003-01-17 どうしよう・・・出来ちゃったよ・・・

歳をとった分体形も成長したぞ

のはずが「成長したそ」
「そ」？

「そ」って何よどこの言葉よ？！

体は成長したけれど
おっちょこちょいぶりは健在
そのままでございますことよ

つっこみ 先頭 表紙

やっとログインできました！

なんてったってパソコンが壊れたり
アドレスが変わったり
そんなこんなでログインができなくなり
そうこうしているとひまじんすら見なくなり・・・

気がつけば15年！！！

今日、何気に昔のアドレスの記録を目にして
ログインを試みたら、なんと入れた！

まだここに自分の場所があったことに
驚きと感謝と・・・しみじみ

いや〜月日の流れるのは早いのなんの
ここも様変わりしているような
昔と変わらないような・・・
感慨深いものがございます〜

あ、当然歳をとった分体形も成長したそ

つっこみ 先頭 表紙

我が家には大変働き者のメイドさんが居る。
その名も『センコチャン』

センコチャンは、葵が台所の流しに置きっぱなしにしている食器を
「センコチャンお願いします。」
と、うやうやしく差し出すと
「よろしくってよ。」
と綺麗に洗ってくれる働き者のお嬢さんだ。

センコチャンとのお付き合いは、やっと一年というところだが、彼女への葵の信頼はたいそう大きかった。
センコチャン無しには、葵家のキッチンの整頓は考えられないものが有った。
彼女が我が家に奉公に来る前は、センタ君（別名：葵の２４歳年下の彼）がキッチンにてたまに奉仕活動をしてくれていた。
しかし、彼の場合気分屋だったので、気が向かないと奉仕活動をしてくれない。
それと違ってセンコチャンのいいところは、いつも気持ちよく働いてくれるところだった。
センコチャンが家に来てからというもの、当然ながらセンタ君の出番は無くなり、ある意味センタ君をホッとさせていた。

ところが先々週の金曜日の朝、突然センコチャンがストライキを起こしたからさあ大変。
いつものように葵が
「センコチャン、私はお仕事に出かけてまいります。その間によろしくね。」
とお願いしたにもかかわらず、センコチャンは全く口を利いてくれなかった。
そして、以降のお仕事を全てボイコットしたのだった。

急遽センタ君が派遣依頼される事もあったが、彼は忙しい(テレビを観たい）を理由に一度しか応じてくれなかった。全く自分勝手な奴だ。←誰が？　　
葵はセンコチャンの偉大さを本当に身に染みて感じていた。
そして心の底から彼女の復帰を願ってやまなかった。

センコチャン専属のドクターを呼び寄せるまでに1週間。
ドクターがセンコチャンにストライキの理由を尋ねてくれたが、彼女は頑として理由を教えてくれなかった。
しかし何とか職場復帰はしてくれる事にはなった。
「もし、もう一度センコチャンがご乱心をおこしたら、その時はセンコチャンの頭脳を取り替えましょう。」
とドクターはおっしゃった。
センコチャンは黙ってそれを聞いていた。
彼女は今までの記憶を無くしたくないのかどうかは知らないが、とりあえず今までのように良く働いてくれるようになった。

葵は今まで以上にセンコチャンにうやうやしくお皿を渡している。
センコチャンは何事も無かったかのように働き者だ。
そして、センコチャンの復帰を誰よりも喜んでいるのは、言うまでもなく我が家のセンタ君であった。

つっこみ 先頭 表紙

先日美容院で葵の担当のユウさんが、そっと耳打ちしてきた。
「葵さん。私、行ってきたんです。」
そっと耳打ちしてくるなんて、ユウさんたら独り立ちする為の下見でもしてきたのかしらん？　　と、思って
「どこへ？」

プラセンタ注射

「え？」
「プラセンタ注射ですよ。」
と、周りを気遣うように もう一回言ってくれた。

なんですって〜〜〜？　あの、打てばどんどんお肌と体調が良くなる注射をしたですって？！
かねてより、小耳に挟んでいたけれど、サプリとは違ってなんとなく敷居が高いと感じてきた美容法を試した人物に出くわすとは！

実は私はダルイから運動はしないのだが、結構な美容健康オタクで、その手のネタにとっても弱い。
根がモノグサなので、お手軽に健康キレイになれると聞くと、くらくら〜ときちゃうのだ。
今まで飲んだサプリの種類は数知れず、しかし同じ物が続いてはいないと言うと、その程度が知れるといえましょう。
ちなみに今はビタミンＣと、ローズオイルのサプリを一日三回愛飲していますわ。
これは、飲んでいくうちにお肌の調子も良くなり、オマケに身体の中から薔薇の香りがしてくるという、何とも胡散臭いうたい文句のサプリですの。
今二瓶目を飲み終えるところですが、効果の程はそうです。　みなさま御察しの通りです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。何も聞かんでくれ。。。。

さてそのプラセンタ注射だが、ユウさんによるととってもイイ！らしい。
肩こりがとれ、お肌の張りがでてきたというのだ。
「これ、秘密にしておきたいから、葵さんともう一人の人にしか教えてないんですよ。」
「でね、お値段もごにょごにょ・・・」　　　←安いのでオフレコ
と、勿体つけて言われると尚更私もやってみたい！となるじゃあ〜りませんか！

で、早速行って来ました。
翌日は目覚めがとっても爽やかで、朝の４時に目が覚めた。(単に気持ちが高ぶっていた？）
早起きすると、日中眠気に襲われるのだけれど、一日とっても元気爽快。
お肌は？　　　たった一日では変わりなしね・・・と、翌日に期待する。
が、二日目の今日は目覚めはいまいち。しかし、いつも程のだるさではない。
普通、注射して３〜４日は調子がいいと聞いたけれど、私は二日？！効果薄れるのちょっと早すぎ。
う〜ん、まだ一回目だもんね。もう少し様子を見てみましょう。

というわけで、新たな美容情報に素薔薇しい食いつきぶりを発揮した葵である。
今後のご報告に乞うご期待♪

つっこみ 先頭 表紙

この冬のインフルエンザの猛威もがっちりスルーして、元気に冬を乗り切ったのに、
春になって気が抜けたのか、先々週から体調不良の葵。
　
いつもは鈴を転がすような美声（注：本人談）も、
女森進一と呼ばれかねないガラガラ声に変わり、元の声に戻らない。

『もしかしたらこれは変声期なのかもしれない。
　そういえば、喉仏も出ているし・・・』

出産経験ありで明らかに性別は女のはずだが、
類稀なる両性具有の可能性を秘めている自分に、少しばかりワクワクしてきた！
・・・等と言うはずは無く、
現実は頭痛と倦怠感の為、昨日から家に引き篭もって過ごしている。

外の世界は春の陽気で満ち溢れているようだが、
病んで悶々とお篭もりしていると
私の頭の中にも春が来て、一面のお花畑になりそう。。。

『健全な精神は健全な肉体に宿る』を身をもって実感しています。



　

つっこみ 先頭 表紙

最後に聞いた言葉が今も胸を刺す。
どうしてあの時、気付かなかったのだろう。
何度も何度も自問自答を繰り返しても、もう遅い・・・

きっと小さなＳＯＳを
あなたはずうっと私に投げていたんだね。

ごめんね、あなたを助けてあげられなかったね。

私の他愛も無い言葉を少しも否定せず、いつも笑って聞いてくれていたのに
どうして私は、それをあなたにしてあげる事が出来なかったのだろう。

あの日から毎日あなたに言いたくて、聞きたくって・・・・

どうして？どうして？何があったの？

聞きたくても、今はもう聞く事が出来なくて
後悔しても後の祭りで・・・

やりきれない思いばかりが心に積もっていく。
悲しくて、情けなくて
思いを言葉にするのは簡単なようで、とても難しくて
吐き出してしまうと、とても薄っぺらなモノに変わってしまいそうで
言いようの無い気持ちはグルグル心の中で渦巻いて
答えはどこにも見つからない。

どうして？どうして？何があったの？
今なら何でも聞いてあげられるのに、
私に言ってくれてたように、「ばかだね」って笑いながら言ってあげられるのに。

先頭 表紙

その提案は、彼のほうからだった。
「週末に大阪に同行してくれる？」と。
私は、いきなりの彼からの申し出に面食らってしまった。
「無理よ、急だわ・・・主人が居る事知ってるくせに。何て言えばいいのよ。」
戸惑って口篭もってしまった私の顔を覗き込むようにして、彼は言った。

「一緒に行って欲しい。行きたいんだよ！」

彼は、とある開発に没頭していて、その研究に余念が無い日々を送っている。
そして彼が大阪に行きたい一番の理由は、研究開発に必要なデータを入手する為だった。
小旅行になりそうな大阪行きに、私を一緒に連れて行きたいと考えたらしい。
　
私は、暫く黙って彼の顔を見ていた。
私より確実に長いと思われる睫毛が、彼の目元に甘い憂いを作っている。
きっとどんなにマスカラを塗り重ねても、彼の目元を私は手に入れる事が出来ないだろう。
そしてこの肌のキメの美しさはどう？　私はいつこんな肌をしていた事があるかしら？
彼の細く長い手足をもてあまし気味にしている動作は、逆に優美さを醸し出して見える。

私が絶対手に入れられなかったそれらを、全て持っているなんて、何て羨ましいんだろう。
勿論、彼を好きな理由はそれだけではないけれど・・・

でも普段そんな事を私が考えているなんて、彼は露とも知らない。
そして彼は、ちっともそれをいい事だとは思っていないのだ。
そう思うと私は彼の無防備な美しさに嫉妬した。


黙っている私が、彼の目には申し出を受け入れたと映ったらしい。
少し癪だったので、
「ホテルはいいホテルじゃなきゃ嫌よ。」
と言ってやった。
逆襲に出た私に彼は言う。
「予約は君に任せるよ。」

まんまと彼の罠にはまった私は、さて主人になんて言おうかと画策した。
が、彼と二人きりの旅行に気持ちが移り、主人には何とでも言い訳は出来そうな気分になってしまって、たちまちホテルの予約で頭がいっぱいになってしまった。

主人には、「大阪食い倒れツアー」とでも言っておこう。


ホテルはＲホテルのダブルが予約できた。
いくらホテルの予約を任されたとはいえ、ダブルを取ったとは恥ずかしくて少し言い辛かった。
しかし彼は私の気持ちに気付かず、満面の笑みを浮かべて
「ホテルが取れてよかった。」
と言った。
どうやら彼には、ツインだろうがダブルだろうが、どうでもいい事らしい。
一番の目的の『データを手に入れる』こと、『私が同行する』ことの『両方が実現する事』が嬉しいらしい。

こんな私達を知ったら、主人はきっとやきもちを焼くだろうけれど・・・



















という訳で、今週末は息子と二人で


大阪のポケモンセンターへ



ポケモンのデータを貰いに行ってきます!



葵達親子を見かけたら、是非声をかけてね♪

先頭 表紙

いつもあたたかくしてくれていた。

どんなに冷えて硬くなっていても

大きな愛で包んでゆっくりと柔らかく変えてくれた。

そんなアナタにすっかり甘えていた私。

私がずっとアナタをほったらかしでも、ちっとも怒らないで

黙ってあたたかく、柔らかく・・・


でも、今日はいつもと違った。

きっと、アナタの愛に答えないで知らんフリし続けた私に

とうとう愛想を尽かしてしまったのね。


ごめんなさい・・・どんなに涙を流そうと、何回謝ったところで

アナタは心も体も怒りのあまり黒く変わり果てた。

私達お付き合いしてもう十年・・・だったかしら・・・？

もう、二度と元の間柄には戻れないのね。

いままでちっとも優しくしないでごめんなさい。

いつも乱暴だった私でごめんなさい。









・・・・さようなら・・・・







そうちいさく呟いてアナタに別れを告げた。

そして明日が来たら、私はアナタの代わりの新しい相手を見つけることにします。









今度は少々のことでは絶対に黒焦げにならない



新しいお鍋を！

先頭 表紙

そのニュースは、夕方子供から突然知らされた。

「今高校二年生のカオちゃん(仮名）に赤ちゃんが出来たんだって。」

お相手は同級生のトオルくん(仮名）らしい。

二人は同じ中学校の出身で、別々の高校に通っていたがお付き合いをしていたという。

「でね、カオちゃん(仮名）は、赤ちゃんを産みたいから高校を辞めたんだって。

　そのせいで、今カオちゃん(仮名）のお母さんとトオルくん(仮名）のお母さんが

大ゲンカしてるんだけど、お母さん知ってた？」

片方のお母様には少し面識があったので、子供は既に私がその話を知っていると思っていたようだ。

・・そんなこと、そんなことお母さんはぜんっぜん知りませんでした！

だってお母さんは日中はお仕事行っているから、世間の話題に疎いんですもの。


とはいえ、若い二人の将来と新しい命と、確執のうまれた双方の親たちの

それぞれのこれからを思うと、少しばかり涙ぐみそうになった母、葵。



そんな母の顔を覗き込むようにして、子供がふと漏らしたひとこと。


「お母さん、ないの。。。」


「・・・はぁ〜？」

何それ！？アンタはまだ早い。アンタにはまだまだ早いよ。

母は焦ってしまった。

焦る母をそのままに、子供は続けた。

「自転車がどこにも無いんだよ・・・随分探したんだけど・・・盗まれたみたい。」


頭の中をあらぬ想像が駆け巡った瞬間を見透かしたように、一瞬子供がクスリとしたように見えたのは、母の気のせいだったのだろうか？

先頭 表紙

今日の夕方、葵は体の異常にハッとしてしまった。

もしかして、もしかしてこれって・・・？！

まさかこの年になって、今更出来るとは思ってもいなかった。。。

だってさ、もう「出来たよ・・」なんて胸張って言える歳じゃないしさ。

いったいどんな顔して明日会社に行けばいいんだろう。。。



ここ最近頻繁に誘惑してくるアナタがいけないんだよ。

そんなに誘われたら、私だってついついアナタに・・・・

ああ、どうしてもアナタの誘惑にクラクラしてしまう私は、本当にだらしない女ね。

そう思いながらも、ついついアナタからきたシグナルを

素早くキャッチしてまた断りきれなくなる。



これは、アナタの甘い誘惑の深みに溺れてしまった、私が受けた報い。
























「まったくどうして冬になると、あれやこれや美味しそうなチョコレートがお店に並んでいるの？！」

そう呟きながら、また今日もスーパーの店頭でチョコレートの新製品に手を伸ばしていた葵の顎には、大きなニキビがひとつ出来ていた。

先頭 表紙